以前、自然系博物館関連の仕事をしていた時、この手の本をたくさん読んだ。自然観察や環境学習の仕事から離れて随分経つ今も、なぜか新しい本を見つけるとつい手に取ってしまう。これは、排泄物がどのように循環しているかについて。地上も海も全てひっくるめての話。複雑なのだが、辿り着くところは、無駄なものは何一つないということ。ヒトだけが生き急いでいるがために、その循環の経路から逸脱しつつあり、その逸脱が全体の均衡不良を引き起こしていると、私は解釈した。以前訪れたことのあるイエローストーン国立公園の話もあり、ヒトの営みについて考えさせられた。