對比地孝亘のレビュー一覧

  • 史上最大の大量絶滅では何が起きたのか? 生物種の96%がいなくなった!? ペルム紀末の大量絶滅の謎

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    恐竜が絶滅したとされる約6600万年よりも、もっと前、約2億5200万年前の大量絶滅事件のお話。

    絶滅の原因は、気候や環境の変動で、トリガーとなったのは火山活動説が有力であるらしい。
    こういう本が出て話題になるということは、現在の人間活動がトリガーとなっている気候変動についての警鐘ということなのかしらん?

    それにしても、わずかな化石から、なんでこういうイラスト(形態想像図)が出来上がるのか、不思議でならない。

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    2026年04月13日
  • 史上最大の大量絶滅では何が起きたのか? 生物種の96%がいなくなった!? ペルム紀末の大量絶滅の謎

    Posted by ブクログ

    古生代ペルム紀末の大量絶滅。
    それ以前にはどのような古生物がいたのか。
    大量絶滅で消えたもの、生き延びたもの。
    そして回復期の中生代三畳紀からの生物についても
    注目し、解説する。2000年以降の発見や研究も多い内容。
    ・はじめに ・序章 そのとき何があったのか?
    第1部 前夜 第2部 世界をまたいで 第3部 新たな時代
    ・終章 そのとき何があったのか? ・おわりに
    ・もっと詳しく知りたい読者のための参考資料
    索引、著者・監修者略歴有り。

    まだパンゲア(超大陸)とパンサラッサ(超海洋)だけで
    地球上が覆われていた頃、ペルム紀末に
    大量絶滅があったという。
    寒冷期から平均気温が15℃、18℃へと上昇し、
    ペルム紀末には40℃以上達したという。
    その中にいた単弓類、陸棲爬虫類(側爬虫類と真爬虫類)、
    両性類、サカナ、軟体動物、植物類、昆虫類。
    彼らの繁栄と衰退、そして大量絶滅の影響とその後に
    ついてを2000年以降の発見や研究を織り込みながら、解説。
    ペルム紀に2回あったらしい大量絶滅。
    特にペルム紀末の大量絶滅は、大規模な火山活動での
    オゾン層の破壊、急激な温暖化、酸性雨、乾燥化、
    森林破壊などの複合的要因が発生したと、示唆される。
    だが、確実な証拠があるわけではない。
    また、中生代三畳紀になって、40℃の気温は徐々に下がり、
    年月をかけて冷却化。その後冷却化と温暖化を繰り返し、
    後期には約22℃まで下がる。生態系を回復させる何かが
    あったのかもしれないが、その年月の中で、
    生き延びたものでも衰退し絶滅するもの有り、
    小型化するもの有り、進化するもの有りで、
    哺乳類が誕生し、爬虫類は大型化して恐竜の登場へ向かう。
    まだまだ分からないことが多い。
    何といっても遥か彼方の過去のこと。
    それでも日進月歩で発見や研究は進行している。
    古生物学に更なる興味が湧く内容でした。

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    2026年02月05日
  • 史上最大の大量絶滅では何が起きたのか? 生物種の96%がいなくなった!? ペルム紀末の大量絶滅の謎

    Posted by ブクログ

    6600万年前の恐竜絶滅(ユカタン半島の隕石衝突)をはるかに超える規模でありながら、未だに真相がはっきり解明されていないペルム紀末の大量絶滅。さまざまな仮説があって夢が膨らむと同時に、どこかもやもや感も残る。本書は「なぜ起きたのか」ではなく、その前後の時代を紹介することで「何が起きたのか」が分かるようになっており、納得の章構成。このペルム紀の大量絶滅が2段階で起きたという説が現在の主流になっているとは、知らなかった。96%もの種が絶滅したとは言いつつも植物相の変化は意外と少なかったことや、生き残った動物も確かに存在していたことなど、考えさせられる点が多い。恐竜が絶滅した際にも哺乳類が生き残ったように、多様性があったからこそ、地球上の生命のバトンが今に繋がっているのだと改めて実感した。

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    2026年09月04日