山田大和のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み物凄く分厚くて濃厚…
吃驚してしまった。多少は、バレエやオペラ、能に狂言、絵画やデザイン、彫刻に陶芸、諸々を鑑賞するし、作品が生み出された社会背景や創造者のメンタリティを撫でもするけれど、今巻を拝読したら、それらがドバァっと押し寄せて来た。総合芸術と言われるバレエが題材なのだから当然なのだろうけれど、改めてバレエの凄さと怖ろしさを感じさせられた。作者様は、どこまで掘り下げ、どこまで広げ、描きゆくのだろう。物語にピッタリな画筆にも感嘆してしまうし、とにかく次巻が待ち遠しい。表紙絵の左足が見切れていて捲ると、キュッと丸まった足趾がおちゃめで笑いつつも、作者様の力量に心底あっぱれ!! と脳が震えた。