あらすじ
親に捨てられ、繁華街の店の片隅で肩を寄せ合って暮らしていた兄妹・アキラとコウ。「店のために働け」と身体を売ることを迫られたふたりは、その残酷な宿命の前に人生を諦めかけていたが、「キング」と名乗る男に救われ、バレエダンサーとしての道を歩み始める。
ショーパブの舞台に立ったアキラは、新たな苦しみに直面することになる‥‥。
金か。芸術か。その問いに答えるため少年は現実と対峙する。激情のバレエ・ドラマ第2巻!
感情タグBEST3
匿名
物凄く分厚くて濃厚…
吃驚してしまった。多少は、バレエやオペラ、能に狂言、絵画やデザイン、彫刻に陶芸、諸々を鑑賞するし、作品が生み出された社会背景や創造者のメンタリティを撫でもするけれど、今巻を拝読したら、それらがドバァっと押し寄せて来た。総合芸術と言われるバレエが題材なのだから当然なのだろうけれど、改めてバレエの凄さと怖ろしさを感じさせられた。作者様は、どこまで掘り下げ、どこまで広げ、描きゆくのだろう。物語にピッタリな画筆にも感嘆してしまうし、とにかく次巻が待ち遠しい。表紙絵の左足が見切れていて捲ると、キュッと丸まった足趾がおちゃめで笑いつつも、作者様の力量に心底あっぱれ!! と脳が震えた。