志良堂正史のレビュー一覧

  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    日記、スケジュール帳、その他様々な手書きの記録を収集した筆者の読書論。活字化された情報には無い、豊かな情報を含んだ記録はどれも生き生きとしている。本来は私的である手帳、その魅力を伝えるため、目録を作り、展示を開き、図書室まで作った軌跡を綴る。

    0
    2025年12月04日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    手帳類図書室は、本室・分室1回ずつ行きました。
    大量にあるし、書き込み量が多いものもあって流し読みしても全然時間が足りないし、何度でも通いたい図書室です。

    この本では志良堂さんの手帳収集への熱意・展望についてだけでなく、他人の手帳の読み解き方や楽しみ方についても詳しく解説してくれているので、これを読んだ上で再訪すればさらに楽しめると思います。
    時間が足りずに飛ばし読みした手帳類たちを、また別の視点で熟読してみたい!

    0
    2025年11月01日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    著者インタビューかなんかを聴いておもしろそうと思って入手した新書。
    うーん。密の味、ねえ。蜜の味ならぬ。
    話をきいている分には面白かったが、写真で実際の手帳の手書きの文字や、
    それをテキスト化した生々しい文章を読んでも、正直食指が伸びなかった。
    あまり興味がない。

    手帳自身はわたしも大事にしている。
    30年以上コヴィーの「7つの習慣」が元になった手帳を使っている。
    それなりに使いこなしているつもり。
    システム手帳と、Googleカレンダーを併用している。
    PCで、スマホで、紙の手帳で、自分の行動計画を立て、
    最大限ものごとが楽しめるよう、準備をしている。

    けど、この新書で語られている手帳は

    0
    2025年12月16日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    人の手帳を収集し、鑑賞する人がいるとは…しかも無名の一般人。
    以前、イラストレーターの真鍋博の手帳を展覧会でみたことがあり、その強烈なインパクトの記憶から、手にとった。
    いろいろ鑑賞法などあり、面白かった。自分は10年以上、ほぼ日手帳を使っているけれど、あまり面白くないなーと思い、来年は面白い手帳を目指したいと、決意しました。

    0
    2025年11月28日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    本書のタイトルに惹かれ、書店にて購入。
    目的なく書店をフラフラする楽しさを改めて認識できた。

    本書のタイトルは、おそらく著者ご自身によるものではないと推察いたします。率直に言えば本書で紹介されているプロジェクト名や個展名のようなタイトルであれば、手にとっていなかったと思う。

    本書のか内容に触れつつ簡単な感想も書いておく。
    タイトルに「禁断の」と冠されているがそれほどアングラな雰囲気の作品ではない。
    本書では、本来は他人が閲覧することを前提とせず記される手帳を読むことで、手帳の記者の「私的さ」に触れることの魅力などを紹介しており、実際に多くの手帳の写真が掲載されている。

    プライベートな記述

    0
    2025年11月19日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    手帳好きとして、大変興味をそそられる本。

    私もSNSで可愛く・オシャレにまとめられた手帳を見ることが大好きですが、
    誰にも見せないことを前提で書かれた手帳は、よりその人の内部が出ていて本当の意味で使い込んでると感じられてとても好きです。

    写真付きで色々な手帳が紹介されており、書き手を尊重する姿勢や著者の価値観に共感できる部分が多くて安心して楽しく読みました。

    こんな活動をされてる方がいらっしゃるなんて!興味深いです。

    0
    2025年10月31日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    なるほど…。
    私がいつも好きで読んでいるような
    「手帳術」の本の事例でさえも
    あれらはどこか
    人に見られるという意識があるもの。

    そもそも本当にプライベートだと
    字の上手い下手も関係ないし
    書き込むことの時系列も整合性も
    もうなんだっていいわけだ!

    そうなると、確かに人の私生活を見る
    「蜜」の味わいが出てくるか。

    それにしても、よく2,000冊以上も
    みんな協力してくれて、集めたものですね。

    0
    2025年10月28日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    今を生きる誰かが書いた手帳類を読みこむうちに感じられる「その人らしさ」の源は何か。
    市井の人々が残す小さな歴史との向き合い方の深淵に迫る異色の読書論。

    一番興味深いのは、それぞれの手帳の記述内容だが、写真からすべてを読み取るのは厳しかった。残念。

    0
    2025年10月26日
  • 他人の手帳は「密」の味 ~禁断の読書論~(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    私的な手帳を集める意義やモチベーションが時と共に整理されていく様は事業の立ち上げ時そのままと重なってとても参考になる。手帳類図書室に行ってみたい。

    0
    2025年10月05日