ドナーリンクジャパンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本はAID(Artificial Insenination with Donoor’s sperm)、いわゆる子どもを持つ事が叶わない夫婦が夫の精子ではなく、第三者から提供された精子を使い妊娠する医療で生まれた方々やその家族など、当事者たちの声がまとまっています。
AIDで子どもを持つ事を秘匿とされてきた背景や夫婦およびその子どもの抱えてきた葛藤などの心情だけでなく、”出自を知る権利”の法制度や環境整備がなされていない現状の課題に至るまで学ぶ事ができます。
もし自分の設計図である遺伝子情報が不透明だったらどうだろうか?と自問自答しながら読み進めました。鏡のような存在の親が自分と血がつながっ