若山和樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人の傷つきの一部が明文化されている。
自分の生きづらさの正体を知るためのヒントになると思う。
何かしら境界線の問題を抱える人の例を見てみると、身近な人がひとりは浮かんでくるような内容だった。
人の傷つきのは多くは身体ではなく心だと思うが、心は目に見えないため、何にどうして傷つくのかがわからない人も多いと思う。すでに傷を抱えている人に有効な本だが、自分はそれには該当せず、むしろ昨今の繊細さんブームで「なんでもかんでも傷つくと言われてしまう(だから何も言えなくなる)」というような発言をしたくなる人たちに、手遅れになる前にぜひ読んでもらいたいと私は思った。人は気まぐれで傷つかない、理由がある。立ち直