若山和樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うつ病です。依存心が強くて、自他境界ができていない自覚もあります。
生きづらくて仕方ないので何かヒントになればと思って読みました。
不安定な関係だけに依存しないように、複数の人と繋がりを作り、遠い人から正しい境界線を作れるようにしましょうという話が興味深かった。
私は白黒思考が強いので、興味のない人のことはとことんどうでもいいので境界線の必要すらないほどに存在ごと意識の外に置いているのですが、一方で気になる人大切な人のことはなんでも知りたいし受け入れたいし受け入れてもらいたいと思ってしまう厄介なタイプです。
その間に置ける人間関係を作れるようならないといけないのでしょうね。それがかなり難易度が高い。死ぬほどどうでもいい人と関わるのは苦痛だし、大好きな人と距離をとって関わるのも寂しい。生きづらい。
境界線において深刻な問題を抱えていることは確かで、医療機関のお世話になりながら生きていくしかないのだなと思い知った。 -
Posted by ブクログ
最近バウンダリーとか境界線って言葉をよく聞くようになったけど、改めてちゃんと学びたいと思い読んでみた。
境界線はあるから良い、ないからダメというものではなくてバランスであること、でも境界線があいまいになると生きづらさを感じやすいこと。
境界線があることによって、信頼関係を築きやすくなることが分かった。
そして夫婦や家族など、近い人間関係ほど適切な境界線を守ることが難しく、まずは友人や職場などでの境界線から意識して整える必要がある(その方が容易である)というのが意外だった。
重要な他者である家族などはメンタルに支障を与えやすいし、まずはそこからなのかなと思っていたけど、近すぎるゆえに境界線を築くのはとても難しいらしい。
境界線を侵略され続けると、エネルギーが失われ、より境界線を築きにくくなるという悪循環も生まれやすいとのこと。
境界線を侵略する家庭で育つと、信頼できる相手を作っていくことがとても難しいと思ってきたし、実際そうなろうと思うけど、友人や職場などでの境界線を築き、エネルギーを回復することが先になると知り、少し希望がある気がした。
何となく不快だなと感じる相手はだいたい境界線を侵略してくる相手なんだろうな。
最近いろんな本で感じることだけど、まずは自分がどうしたいのかを自分で知ること、自分の本音に気づくことからだなと思う。
強い感情には気づけるけど、なんとなく嫌、なんとなく心地よいって無視しがちだから、まずはここを無視しないことからだなと思った。 -
Posted by ブクログ
人の傷つきの一部が明文化されている。
自分の生きづらさの正体を知るためのヒントになると思う。
何かしら境界線の問題を抱える人の例を見てみると、身近な人がひとりは浮かんでくるような内容だった。
人の傷つきのは多くは身体ではなく心だと思うが、心は目に見えないため、何にどうして傷つくのかがわからない人も多いと思う。すでに傷を抱えている人に有効な本だが、自分はそれには該当せず、むしろ昨今の繊細さんブームで「なんでもかんでも傷つくと言われてしまう(だから何も言えなくなる)」というような発言をしたくなる人たちに、手遅れになる前にぜひ読んでもらいたいと私は思った。人は気まぐれで傷つかない、理由がある。立ち直るには多くの人の手助けが必要だが、どんなに絶望的でも回復する力は備わっているという言葉には勇気がもらえた。