上田竜也のレビュー一覧
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「俺は、この時代で減点ばかりされているヤツらでも、たった1つ、その減点を覆せるくらいのプラス点があれば、小さいプラスしかないヤツらよりもずっと効率的に人を魅了できると思ってる。」
窮地に立ったバンドが試行錯誤しながら前を向いて、少しずつファンを増やし、味方を増やし、それでもまた新たな試練が立ちはだかって……そんな姿を見ているうちに、彼らのことがすごく愛おしくなりました。読み進めれば読み進めるほど、もっともっと彼らの会話を聞きたくなって、もっともっといろいろなシーンを見たくなって……この物語を読んでいる間、私は間違いなく“シオン”のファンのひとりだったと思います。
特にライブシーンの描写は自 -
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この声が届くまで
上田竜也
KADOKAWA
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純粋。
痛いほど真っ直ぐで、
眩しい。
白シャツを太陽に透かしているような、
目を思わず細めてしまうような感じ。
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”俺ら動かしてぇんならてめぇらの言葉に筋道通して重みをつけてから言えや!!”
”俺は本気でやりてぇって言ってんだよ!!”
『青春』
その言葉がぴったりで。
でも、そんな綺麗な言葉でまとめたくもなくて。
青々としていて、
触れるのを躊躇うような、
もどかしさ。
距離感。
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”みんな個性はバラバラでしょ?その色一つひとつはバラバラでノイズなんだけど、それを1つの音に綺麗にまとめ -
Posted by ブクログ
15年来のhyphenであり上田担、読者が趣味の私なのでかなり偏った感想にはなってしまうけど……。
物語はとっても分かりやすく、普段本を読まない人でもスラスラ読めるような構成。それは上田くん自身が活字苦手だから台詞を多くした、と言っていた通りで、普段本を読みまくってる人なら3時間あれば読み切ってしまえる。
長年KAT-TUNを見てきたからこそ、文章や話の展開から上田くんの気持ちがビシビシ伝わってきた。
終盤はファンなら絶対に泣いてしまう場面が仕込まれていて、上田くんらしさが出てた。
主にスマホのメモ機能で書いてたとのことだから、一昔前の携帯小説みたいな、一文一文が短くて場面を想像しやすい -
Posted by ブクログ
すでに解散したKA-TUNのメンバーの上田竜也さんが、10年かけて構想され仲間を想う心を小説にされたと帯にありました。
「ここで諦めたくねぇんだ! まだ自分の夢を諦めたくねぇんだ。俺はお前らと……他の誰でもねぇ! お前らと! やっぱりテッペン目指したい」 本書より
きっとメンバーが次々と脱退されたKA-TUNで、もがき苦しまれた上田さんの叫びとも取れる言葉です。
物語としてよくある青春ものですが、本作が発売されたのが、KA-TUN最後のライブが決定したと告知された頃だったので、主人公たちの叫びが著者の心を映しているかのように感じるのだと思います。
芸能界という異色の場所で、メジャー