河井あんりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
YouTubeでこの本のことを知り、読みました。
いい本だと思います。
あんりさん本当に可哀想。
地方の社会や大きな権力にのみ込まれ、理不尽な仕打ちに会い、どん底まで叩き落とされたあんりさん。
旦那さんとの結婚が全ての事の始まりで、旦那さんの行為でどん底に叩き落とされた。
でも、離婚せず、夫の居る刑務所を訪ね、夫を支える。
権力の犠牲になっても、「誰かが受けないと」と罰を受け入れ、誹謗中傷に苦しみ、鬱にも苦しむ。
「もうすぐ冬は終わる」と文末にありますが、必ず冬は終わります。
YouTubeでは見られない、あんりさんのスゴい人生を知り、また大きな権力や地方社会の闇を知ることができました。
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Posted by ブクログ
テレビ そこまで言っていいんかい に河井ご夫妻が出ていました。ご夫婦で本を出されたとのこと
あんりさんのを読みました。
いやあ 大変だったんですね。
検察も裁判所も あてにはならない!
取り調べも 検察に都合のいい所しか 可視化していない
うわあ つかまっちゃった庶民はどうしたらいいんだろう?
権力に巻き込まれるって 村井さんの事件の時も
ひどかったけど 河井さんの贈賄事件もひどいですねえ!
辛坊治郎さんがラジオで
どうして もらった方の罪を問わない!
片手おちだろう!
と言っていました。
まあ よかった点は 服役後 河井さんのご主人が人間的になった!
ということですね。
本の最初は
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Posted by ブクログ
幻冬舎の見城徹社長が本の紹介でお二人のインタビューをしているYoutubeチャンネルを見てこの本を知った。本来なら私は手に取らなかったかもしれない本である。
政治には興味があり、今の政治や様々な裁判事例を知って司法に幻滅している。もともとノンフィクションも好きで「こんなことまで書いていいのか’という見城社長の触れ込みにこの本を手に取った。
正直、驚いた。これは良書である。
自民党(宏池会)と司法との腐敗と戦いを綴ったドキュメントである。そして政治家夫婦が普通の夫婦になるまでの記録。それを著者の文才であろう、ひょうひょうとした言い回しで悲壮感をあまり感じさせない。
公職選挙法はなぜ曖昧なのか?。 -
Posted by ブクログ
元参議院議員である著者の、政治に関わってから公職選挙法違反で逮捕されるまでの経験についてまとめられている本。
著者自身が書いたコミカルな動物イラストと、話の内容の重さのギャップに吹き出しそうになった。
当時大きく報道されていた公職選挙法違反事件についても、報道された内容と著者自身の視点から述べられている事実についてはギャップが多く、その他の内容を含めて、選挙や政治、検察、裁判に関する闇の深さを感じさせられる内容だった。ただ、ユーモア混じりに書かれていることや、著者の前向きな姿勢が感じられることから、重い話ながらも、ところどころ笑いを交えて読み進めていくことが出来た。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ組織の論理が法律に優先する、っていうのは一般企業ではよく言われる話だけれども、それを法律を司る側にやられると参ったなぁとなってしまうなぁとしみじみ
熱に浮かされたような報道を見た記憶がある
背景はこんなふうだったのかと興味深かった
河合あんり側からだけの供述ではあるけども
拘置所生活を存外楽しめていたようで、とても強くて面白かった
河井克行のパワハラ・モラハラはやばい
よく結婚したな
選挙出るなんて頭のネジが飛んでるとご自身のことを称していたが、ほんと登場人物みんなネジが複数飛んでそうで、そんな人たちがこの国の政治を担っているという恐ろしさ
拘置所で急に神を認識してたけど、次に世に出てくる時