三宅大二郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトル通り確かにかなりやさしい本で、文書も読みやすくイラスト多めなライトなつくり。色んな人が手に取るといいな〜と思う本だった!
一問一答形式みたいな感じで色んな疑問に答えていくのが前半なんだけど、そのイラスト多めな基本の答え+さらに詳しく、という構成なので、基本の答え部分だけでも色んな人が読んでくれんかね…という気持ち。
前提として私はクワロマはかなり確固として自認していているし、アロマ・アセクの当事者友達もいるし、何よりきっかけとしてはセクマイオフ会の主催者として、Allo~Aromantic/sexualのことを体系的に知りたくて手に取りました。
内容としては、「なさ」を説明するために一旦恋愛感情や性的惹かれについて解説してるので、そのあたりは自分の関心にかなりヒットするところで興味深く読んだ。
それからよくある誤解やステレオタイプに基づいた言動が紹介されてるんだけど、まじで、(本の中でも異性愛規範によるものだからと書いてあるけど)全然パンセクとして異性愛者ではない自分もウワこれ…と自分事で顔をしかめることが多くて、ファッキン異性愛規範…。そしてマジョリティの傲慢さを自覚する人々が増えますように! 性差別的な言動がこの世からなるべく減りますように!
移動中に読むときは敢えて隠さず表紙を見せつける気持ちで読んでたから笑、なんかどこかの通りすがりの人に小さな影響を与えてたらいいな…w
座談会の中で現代思想のバックナンバーにクワロマの論考が載ってることもわかって、まじで有益な読書だった! -
Posted by ブクログ
私が知る限りではおそらく初めてのアロマンティック、アセクシャルに関する本。
すでに知っていることが多かったけれども、男性よりも女性の方がアロマンティック、アセクシャルと言っている人が多いように思っていたのが、実際にそういう傾向があることとその要因として考えられることを分析されていて興味深かったし納得もできた。
周囲にアロマンティック、アセクシャルかもしれない人がいる方へ向けてや実際に自分がそうではないか?と悩んでいる人たち、また当事者たちの座談会というか話し合いのレポートなんかも掲載されていて、当事者にも当事者以外の人にも範囲に含めた作りだった -
Posted by ブクログ
恥ずかしながらアロマンティックやアセクシュアルという言葉自体を最近知り勉強のために読んだ。
恋愛的志向については自分もどれなのか分からない時期もあり当時のことを思い出しながら、今の自分もなんなんだろうなと思ったり。
この分野の初学者向けの本はあまりないそうで、導入としては重宝されるだろう。
カミングアウトされた側に対してのNG対応は、他の特性にも当てはまるものだと思った。
別の分野だけれど、自分の病気なんだか特性なんだか分からないものにじわじわ追い詰められていたとき、診断で名前がついてそれは今はわりと当たり前に分類分け・認知されるようになっているということを知って救われた一方で、カミングアウトすると「何でもかんでも名前が付けばいいと思って」と言われないかとか、扱いに困ると思われてしまうのではないかという気持ちがやっぱりあった。
自分は人にどんなカミングアウトをされてもそうなんだ〜程度にしか思わないが(これは受容というよりは良くも悪くも人にそんなに興味がないのかもしれないと最近思う)、それでも自分のカミングアウトには躊躇があるから、この本にあるカミングアウトについての話もそうだよなと思いながら読めた。
自分としては普通に生きているから同情されたいわけでもなんでもないけど、伝えておいたほうが仕事も日常生活もうまく回るだろうし、「この間〇〇へ旅行してさ〜」くらいの気持ちで共有したいんだけど、受け取る側のキャパによっては対応が難しかったりするんだろうなと思う。
分野問わず様々な特性を知っておくことで、周りからカミングアウトされた時に驚かずにそうなんだ〜で済ませられるだろうなと思う。せっかく名前が付いて分析されて書籍が出るような特性があるなら、もちろん本を読むだけで分かることなんて限られてはいるが、知識だけでも広く取り込んでおきたいと感じた。