茅野しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AKB48、ごめんなさい、グループ名しか知りません。
かわいい衣装の本、として手に取りました。
衣装の写真や説明、とても面白かった。
加えて、筆者がグループの一人一人を応援している気持ちが伝わってきたし、アイドルスイッチが入って一番自分に自信が持てる衣装、コンプレックスが個性になる衣装、と応援する気持ちを衣装作りにも反映していることが伝わってきました。
グループ衣装・制服衣装の難しさと工夫もAKBならでは、ですね。
二次元キャラクターの衣装は、見た目の印象が大切なので、着る人の体型に合わせるのではなく、肩幅を狭く作るなど二次元ならではの作り込みノウハウがあることも、なるほど、と。
3章は、 -
Posted by ブクログ
こんな仕事をしたいなぁと漠然と考えていたのですが。実際に仕事にしている人の本に出会いました。
茅野しのぶさん。
AKBの衣装作成とお世話係から始まり、今はオサレカンパニーという会社で、アイドル衣装のほか学校制服やナース制服を作る会社を立ち上げた方です。
曲のテーマに沿って作る衣装。着る子の長所を引き出したり、踊りやすさも考えているそうです。
・動きやすく
・クライアントの意向にあっている
・6割くらいのファンが すてき といってくれる
が理想だそうです。
衣装の写真も世界観が溢れていて素敵で、また読み返したい本となりました。アイドル好きでなくても楽しめます。
↓なにか作品を作る上でヒン -
Posted by ブクログ
オサレカンパニー設立12年
AKBの衣装に携わって20年
あかりんがコスメのYouTubeやってるのはしのぶさんが助言したことがきっかけだった。
服飾の専門学校
AKBの1期の募集ポスターをみて、まだ衣装が決まってないかもと応募、22歳の時
2006年に会いたかったでメジャーデビューするときデザイン画を描かせてもらえるようになる
衣装だけじゃなくマネージャー業務もするように
AKBの赤チェックは国内どころか中国、韓国あたりの存在する赤チェックの生地を使い尽くしたんじゃないかと思うくらい
一から生地をつくることもある
1人の衣装で10メーターだと在庫を持っている会社がない
そのため色々な赤 -
Posted by ブクログ
ネタバレアイドルにはそれほど興味がなく、著者のことはたまたま見たYouTubeのリハックで初めて知った。
なので、AKBについてもほとんどわからないし、正直、このアイドル衣装がかわいいかどうかもよくわからない。自分が制服を着るのは嫌いだけど、制服っぽい衣装は少し好きというくらいで、フリルがどうのとか言われてもよくわからなかった。
しかしながら、この本は面白かった。
なぜなら、著者の仕事に対して全力で向き合う心構え、細かいコミュニケーションを厭わないマメさ、アイドルとお客様の両方を幸せにして仕事を進めていこうという姿勢が包み隠さず書かれていて、そこが仕事論としてとても面白かったから。
また、著者がなんの -
Posted by ブクログ
特別な推しがいるわけではないのですが、歌番組でキラキラヒラヒラしたアイドルの衣装を観るのが大好きです。
AKBのような大所帯で、ひとりひとりディテールの異なった素敵な衣装を手掛けているのは、一体どのような方なのだろうと長年気になっていました。
著者の茅野しのぶさんはAKBが駆け出しの頃から、衣装担当でありながら総支配人もされていたというのが驚きです。
着ている子が可愛く見えることはもちろんのこと、ファンが衣装によってその子の新しい一面を発見するきっかけになったり、グループであれば、そのグループが歩んできた物語を表現するものになり、ファンは「自分が応援してきたからこそ、こんな素敵な衣装で活動 -
Posted by ブクログ
実はAKB48どころかアイドルにも全く興味がないのだけれど、それでもこの本を読んでみようと思ったのは、プロ野球の北海道日本ハムファイターズのファンであり、そのチアであるファイターズガールの衣装をオサレカンパニーが製作していることを知っていたので、その代表の人の話に興味があったから。
ファイターズのユニフォーム自体はアメリカのデザイン会社がデザインしているのだけれど、そのユニフォームをコンセプトにしたファイターズガールの衣装がとても可愛く素敵だったのです。
この本を読んで、クライアントのイメージするものを正しく読み取り、デザインとして抽出し、形を作り上げるという、その嗅覚と才能、そして努力にとて