芝崎祐典のレビュー一覧

  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ネタバレ

    ベルリン・フィルがその指揮者の変遷をもとに説明されており、読みやすい。
     改めて、ベルリン・フィルのデジタルで聴かれるであろう。音楽教育専攻の学生にとってもハンディで読みやすく、小学校教員になる学生にも児童にオーケストラでの交響曲を聴かせる場合に、基礎的知識となるであろう。

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    2025年10月17日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の誕生の過程から定期的に訪れる財政難危機への対応、ナチスのプロパガンダとして利用された後ろめたい過去など現代のベルリン・フィルへと続く軌跡がよくまとめられていた。

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    2025年09月02日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ネタバレ

    世界最高峰の一つとされるオーケストラのベルリンフィル。ドイツ苦難の歴史とともに歩んできたとも言える。設立当初は団員待遇も良くなく、財政難続きの時代もあった。フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、ラトルと時代の変化とともに歩み、カラヤン時代には名録音を数多く残し知名度も確保。カラヤンの長期政権だったこともあり、アバドやラトルに批判もあったかと思うが、教育プログラムやデジタルコンサートホールなどベルリンフィル独自の取り組みもあり、一段と輝きを増しているオーケストラである。

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    2025年06月09日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ベルリンフィルの歴史がよく分かって面白かった。カラヤンは楽団員とあまり仲が良くなかったのは知らなかった。楽団員一人一人が我が強くてまとめるのは大変そうだと感じた。

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    2025年09月14日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ベルリン・フィルを一流にしたのは、演奏家もさることながら、マネージメントが上手かった、ということもあるのではと思わせられた。
    フルトヴェングラー、チェリビダッケ、くらいから名前だけは知っているけれど。実際に演奏を聞いたことがあるのはカラヤンだけだなあ。

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    2025年08月08日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    世界最高峰のオーケストラ、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、通称ベルリンフィルに関する本が出版された。これまでにもベルリンフィルの歴史についての著書は沢山あるものの、自宅には1冊も無かった。確かに、ナチとフルトベングラーが接近して以降の話は良く知っているが、それ以前の歴史については殆ど知識が無かった。本書は中公新書で1,050円と廉価で、歴史を勉強するには丁度良い分量だったので駅前の書店で購入した。

    ベルリンフィルは設立当時から素晴らしい楽団という訳ではなく、市民オケに毛が生えた様な楽団だった。当時ドイツは、美術等の芸術で先行していたフランスに対抗して、音楽を建国の柱とし支援を強化していた。

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    2025年11月15日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    創設から現在までのベルリン・フィルの歴史について。音楽書というよりかはあくまでも歴史書である。

    どちらかというと歴代の主席指揮者にスポットを当てていて、個々の奏者については、少し名前が出てくる程度でほとんど触れていない。

    歴史を著したものではあるが、指揮者に対する著者の見解(というよりも好み)が透けて見える(特にカラヤンに対する評価)のが興味深い。

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    2025年09月27日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    ベルリン・フィルという組織の成り立ちを紐解いている。一方、ベルリン・フィルの優れた音楽性については、多くを触れていない。例えば、スーパースター級の奏者がその当時に与えた影響等を感じ取れる書物ではない。

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    2025年08月15日
  • ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史

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    音楽と政治の関係、音楽家は有名になればなる程、政治と距離を置くことが出来なくなり、その振る舞いが政治的に意味を持つようになる。抗えない。

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    2025年06月05日