福原義春のレビュー一覧

  • だから人は本を読む
    やはり一流の人が読む本は高尚だ。少しずつ近づいていきたいと思い、そのために蔵書のお勧めを教えていただけるのは有り難い。まだほとんど読めてないけど。
  • だから人は本を読む
    読書体験によって付けられる力について触れているだけでなく、書かれている古典のレビューが刺激的!

    ガリア戦記が読みたくなった。

    個人の体験・知識が詰まった本を読むことは故人と対話すること。自分1人でなんでも経験できる訳はなく、歴史の上に立っているからこそ人類は発展してきた。つまり、本を読まないとは...続きを読む
  • 会社人間、社会に生きる
    哲学本である。著者は資生堂の元社長で、経営哲学のように書いてあるが、これは一般的な哲学にも通ずる。学ぶところ、共感するところの多い本である。
  • だから人は本を読む
    "最近、読書スピードが極端に落ちた。仕事が変わり、外出頻度が少なくなり、隙間時間が大きく減ったため。まとまって本を読むために5時に起きても30分ほどの時間しか確保できない。生活パターンをいくつか試行錯誤してしっくりくるものに換えたい。
    こんな時は、こういう本を読むに限る。資生堂名誉会長の福原義春さん...続きを読む
  • 教養読書―仕事も人生も読む本で大きく変わる
    装丁で本を選ぶことは多いけど、ここまで表紙しか見ずに買ったのは初めてかもしれない。いつもはちゃんと著者のプロフィールを見てから買うのに、この本は手に取ってすぐにレジに持って行ってしまったから、著者が資生堂の名誉会長であることを知ったのは読み始めたあとだった。表紙にもちゃんと肩書きが書いてあるのに、な...続きを読む
  • だから人は本を読む
    だから人は本を読む
    【壮大な知識量】
    まず読んで感じることは著者の知識量です。
    内容もいいのですが、知識の豊富さに驚かされます。
    懐の深さも感じます。

    このあたりが本を読む人と読まない人の差になるのでしょう。

    (コツコツと読もう)
  • だから人は本を読む
     資生堂名誉会長の著者による、読書について論じた本。
     著者が幼いころからどのように本に接して来たかから始まり、影響を受けた本の紹介、読書がいかに重要か、そして現代の本・出版を取り巻く問題点まで、内容は多岐にわたる。

     影響を受けてきた本の章では、ガレア戦記や方丈記等の古典、陰影礼賛などまで、厳選...続きを読む
  • だから人は本を読む
    資生堂の名誉会長が読んできた本の振り返りと、それを踏まえて現代の「読書」に対する筆者の主張が掲載されている。

    強く思ったのは、この人の家庭の文化資本というのは大変高かったということ。
    本を買い与えられて育ったという環境に「本を読む」という行為は強く依存するものではないかということ。

    だから、単純...続きを読む
  • だから人は本を読む
    2011年最初に読んだ本。父さんが紹介してくれた本で、なぜ読書をするのか?という読書をする以前の根本的な問いを改めて考えることが出来、これから1年間を過ごしていく上で良い刺激になった。

    資生堂社長の福原義春さんの読書に関する考え方で、なぜ本を読むのか、本を読む大切さを福原さんの経験に基づき分かりや...続きを読む
  • だから人は本を読む
    こんな方がリーダーとして率いている組織に入りたい!と、やっぱり思いました。資生堂のメセナや写美の在り方をいつもステキだなとあこがれていたので。

    そういえば、以前の会社で、社長からもらった本をきっかけにその系列の本を読むようになったことがあったので、リーダーのオススメって影響力がかなりあるなあと思い...続きを読む
  • だから人は本を読む
    読書好きなおじいさん(失礼)のお説教だと勝手に思って、期待せずに読み始めたら、何の何の本を読む事の大事性を、具体的に著者推薦の本を挙げながらご教示頂けました。

    特に筆者が影響を受けられた本は、私も是非読んで見ます。

    10/05/23-81
  • だから人は本を読む
    自分は読んだ本によって「編集」されたと、語る財界の読書人。
    「よい本を読みましたか?」と聞きあいそこから語り合いが始まる「書友」という言葉も知った。

    こどもの時代から続く読書で知ったことが人格の血となり肉となる。そして知る喜び、感じる力、思索する種となっていくことを知る。少しでも近づきたい、自分も...続きを読む
  • だから人は本を読む
    ”生きることは学ぶことだ。「学ぶ」とは「覚える」ことではなく、「知る」ことだ。本を読まなくても生活はできるし人生の長さに変わりはない。でも、われわれの祖先が経験し、考えたことが本になって膨大な「知」が残っているのだから、それを読んでいくことによって、私たちの人生は厚くなり、深くなるのではないだろうか...続きを読む
  • だから人は本を読む
    「読んだ本によって、人は編集される」をテーマに、これまでの読書歴を綴りながら、本を読むことの効用を説く一冊。
    著者は資生堂名誉会長の福原氏。
    文章に一種の美学を感じる。
    氏がこの本の中で取り上げた書籍について読んでみたい気持ちになった。
  • だから人は本を読む
    「人が本を読まなくなったのだという。それでいいのだろうかと怪しむ。何やかやと忙しくて時間がないからだともいう。そんなに忙しければ、朝起きた時に顔を洗わなければいいじゃないか。晩飯を抜いたらどうだろうか。それは困るというなら、どうして本を読むことだけをやめてしまうのか。」

    「私という人間は、今まで読...続きを読む
  • だから人は本を読む
    巨人の肩に乗るための読書。
    いくつか読んでみたい本が増えた。
    ・ラ・ロシュフコー箴言集
    ・御冗談でしょう、ファインマンさん
    ・ローマ人の物語
    ・黒死館殺人事件
    ・誰が為に鐘はなる
    ・パーティー学
    ・悪童日記

    漫画脳やインターネットを強く否定しているのは、少し世代間ギャップがある。
    いくら読書をして...続きを読む
  • だから人は本を読む
    1冊の本という構成より、自由なスタイルで思うがままに書かれた読書論だと感じた。企業人として特に古典の読書の重要性を述べている点は、教育書とは異なり、人によっては共感しやすいかもしれない。以下に気に入った言説を引用しておく。
  • だから人は本を読む
    資生堂名誉会長の著者による、読書について書かれた本。
    著書の幼少期からどのように読書と親しんだか、おすすめの古典の本の紹介、ご自分の体験のほかに出版業界への課題など話題は多岐にわたりとても面白かった。
    やっぱり、幼少期の本との関りが大きく影響していることは間違いない。
    こんな本に囲まれた環境を自分の...続きを読む
  • だから人は本を読む
    この本の言いたいことを端的に知るならば、一番最後の一文を読むだけで良いかもしれない。    でも、全部読むと本がきっと今より少し大きく好きになれる。
  • だから人は本を読む
    最近お手軽さからハウツー本を読む機会が多く、古典と取っ組みあうことをしなかった。ハウツー本はポテチやお菓子のようなものという著者の言及にハウツー本ばかり読んでいた自分が恥ずかしくなった。良き思考も良き書友も良き読書から生まれるのだ。今年は文字と思考の海に溺れる一年にしたい。