小宮山花のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
登山が趣味なので気になって読んでみました。私は山小屋に泊まった事がないけれど、人里離れた場所で、どうやって営業しているんだろう?どんな人達が働いているんだろう?と読む前からワクワクしました。それと、女性が突然、辺鄙な土地の山小屋を始めた事も面白そうだった。
作者は何も経験がなくて始めたわけではなく、さまざまな山小屋で働いた経験と前向きな行動力により、登山客が楽しめる山小屋を目指して奮闘しています。作者の明るくて暖かい性格もあって、大変な仕事なのに、ほのぼのと楽しく読む事が出来ました。
光小屋は年一回の荷上げで4ヶ月間を過ごすので、野菜等の確保が難しい。本の中でも生のキャベツを美味しそうに食 -
Posted by ブクログ
山小屋の管理人って募集で決めるもの?
行政が管理している山小屋があるんだ
ということでこの小宮山花さんは、その募集に応募して採用され、晴れて小屋番となったお話。応募時32歳。
小屋番さんて私の認識では世襲制で代々続いているものというイメージ。
つまり小屋番=オーナー
そして小屋番さんてちょっと年配で、ちょっと堅物で、ちょっとこだわりやポリシーがあり、いえばちょっと怖い・・・
これはイメージではなく、実際今まで私が泊めてもらった山小屋の小屋番さんの全体の感想。
今までのそんなこんなをぶち壊してくれました、いい意味で、小宮山さんは。
小宮山さんが小屋番をするのは、南アルプスの光岳、
長野 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、幾つもの山小屋でアルバイトしていた著者が、山小屋の管理人募集情報をインターネットで見つけて応募して採用されて、コロナ禍の中で準備して3年間営業して、4年目を迎えようとしている2025年春までの記録である。管理する小屋は南アルプスの光小屋。光と書いて、「テカリ」。
低山の日帰り登山の経験しかない私は、いつか日本アルプスの「山小屋」に泊まりながら3000m級の高山に登りたいと思っている。しかし、山男ではない私は「山小屋」に泊まるってどんな感じなのかそのイメージが全くなかった。本書で、山小屋の「仕組み」を知る。
・光小屋の所有者は静岡県の川根本町。地方自治体が大家さんの山小屋も多数あ