坂城良樹のレビュー一覧

  • あんずとぞんび

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    「あぶない方」/「あぶなくない方」
    「川向こう」/「こちらがわ」
    差別的だから「コンシャス」と呼ぼう。
    そのあたりがうまいなと思った。
    最後のスピーチは素晴らしい。

    もう少し、ボリュームや体裁などが児童書に寄っていれば子どもに勧めやすいのに。ターゲットがどこなのかわかりにくい本だなとは思った。

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    2025年08月14日
  • あんずとぞんび

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    読みやすい文書で奇特な言い回しもなく
    あんずちゃんと同年代の子に
    カッコつけてる大人に
    是非読んでほしいと思った


    子どもはおとなが思っているより大人で
    おとなは子どもがおもっているより子供で
    深く考えさせられる一冊でした

    ps.
    表紙買いした自分を褒めてあげたい


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    2025年05月06日
  • あんずとぞんび

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    ネタバレ

    小学生の女の子とゾンビのおじさん
    ゾンビには差別的な響きがあるけど
    その子の言う「ぞんび」は
    平仮名に聞こえるから嫌じゃないらしい

    人は、わからないもには怖い。怖いから嫌う

    いつか自分はママから離れるのだろう
    だから今だけは、まだ子供でいられる今の間だけ、ママにぎゅっとしてもらいたかった

    大人は、これから平和な世界を作っていくのは若い君たちですと言うけど、自分たちの番をスルーして私たちに押し付けないで。今あなたたち頑張って。だめだったら私たち交代するから

    差別される、ぞんびおじさんとの話だけど
    読んでて好きだったのは
    本好きのクチの悪い関西弁の女の子と
    初めて、自分の好きな本について

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    2025年10月03日
  • あんずとぞんび

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    孤独なあんずを救ってくれたのは、
    同じように孤独なゾンビのおじさん。

    ゾンビのおじさんは世間から排斥されて生きているけれど、あんずのまだ幼く純粋な心持ちに救われたのではないでしょうか。
    「お前のは、ひらがなだった。」そう言ったおじさんの言葉からそう思いました。
    あんずは確かにぞんび!とおじさんに言ったけれど、幼さゆえの発言であり、おじさんもそれをわかっているからこそ怒らなかった。
    あんずはあんずで、家族の問題や学校でのいじめが起きたとき静かに見守ってくれた、ぞんびのおじさんのことを大切に思っていたのだと思いました。

    それぞれ孤独を抱えても、それを知り支え合う・見守りあえたからこそ2人は生き

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    2025年04月24日