大江麻理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
同じタイミングで転職した友人とブルシットジョブについて話をした時、「何か通じるものがあったから」と勧められて読んだ本。
確かに、野口さんが燃え尽きた時のことを語っていたが、ここが自分の語ったことと共通点があるように思えた。現場からペーパーワークメインの部署に異動し、そこに面白みをなかなか感じることができず、上司と仕事の哲学的なところでも食い違いがあると。半径5メートルの重要性ということだと、やはり直属の上司が部下に与える影響は相当大きいのではないかと思う。確かに退職した理由は上司が嫌だったみたいな小さいものではないが、きっかけになったのは間違いないし。
他にもプレッシャーをかけることの意義につ -
Posted by ブクログ
1. 読む前の期待
WBSから大江さんのファンで、豊島さんのyoutubeで宣伝されていたので買った。
内容に関して特に期待したものはなく、大江さんの近況や今後の活動について少しでも知ることができれば十分だった。
2. 実際に読んで分かったこと
対談相手の野口さんのお話がメイン。仕事への行き詰まり感。どう感じていたか、それをどういう環境で解消できたか。働くことの意義を改めて問うような内容で、労働に対して前向きな気持ちになれた。
あとがきで、大江さんが退職に至るまでの気持ちを知ることができたのもファンとしては満足。旦那さんとのエピソードは、テレビで明るく振る舞っている大江さんからは想像で -
Posted by ブクログ
元宇宙飛行士の野口さんが自らのバーンアウト、自分探し、退職等のご経験やプロセスについて、大江アナとの対談形式で語った本です。
宇宙飛行士であっても同じ人間だということを感じましたし、そんな狭い門をくぐった方であっても(また宇宙対決という壮大なご経験がある方であっても)悩みを持たれるということ自体に少し勇気づけられます。
また、悩みは半径五メートルの人間関係から生まれる、(宇宙船の中では極小のスペースでメンバーと数ヶ月も身を寄せ合って暮らしていく必要があるため)NASAでは少しでも気に障ることがあれば溜め込まずに吐き出すよう訓練を受けるなど、とても興味深い話もありました。
もちろん対談相手 -
Posted by ブクログ
組織の論理では自己実現が出来ないと感じ、組織を離れた野口さん。
自己実現のために組織に拘り続けた大江さん。
どちらにも共通してるのは、得た物と犠牲にしてきた物の重さを感じる対話だ。
自分はどちらかち言うと野口さんに近い価値観や人の見かたをして来たかも知れない。
そこに対して大江さんの語る内容も非常に重いと感じた。
大きな自己実現のために組織に拘ることは、それも重要だと痛感したからだ。
野口さんと大江さん、このお二人の対話から得るものは非常に大きい。
どちらか一方に偏るのではなく、お二人の意見をフラットに読み込むことが重要な一冊だと感じた。 -
Posted by ブクログ
野口さんより、大江さんのしっかりした考え方に共感と尊敬。自分の心と向き合ってきた人なのだろうな。
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⭐️アイデンティティーを仕事に求めない
⭐️いずれ自分が必要とされる日が来れば、その時ちゃんと役に立てる人間になるために準備をしておこう
⭐️人生の波サーフィンで言うと、この乗れる波はいつ来るかわからない。ずっと待ちぼうけでいるのは確かに苦しいと思いますが、きた波にちゃんと乗れる自分でいるかどうかということが一般人である私たちにとっては結構重要だと思います。
・華やかな舞台ヒリヒリする現場を経験した後に、日常に戻るのは、日常から晴れ舞台に行く以上に苦労するものだ
・賞賛されていた