大河原誠也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ここ最近読んだ新書の中ではベストだった。読む前に思っていた以上に刺さるものが多かった。
本書は国際協力機構(JICA)の職員の仕事に関する15個のエピソードを通して、国際協力の形について紹介してくれている。はじめににもあるが、JICAの職員は、専門家ではなく開発途上国の課題を解決するための「プロデューサー」なのだと言うことがよくわかる。1つ1つのエピソードは、15ページ程度と短めなので、まずは気になるものを読んでみて欲しい。
特に本新書のターゲットである小中高生は、SDGsについて考える、なんて宿題が課されると思うが実感が湧かない人が多いのではないだろうか?そんな人には是非とも本書を読んで -
Posted by ブクログ
子どもが、突然世界で働きたいと突然言い出し、世界で働くってなんだろうとない知識でたどり着いたのがJICAでした。
JICAの人たちは、すごい人達と言うイメージしかなく子どもに聞かれて答えられないと恥ずかしいと思い読ませていただきました。
内容、JICAで実際に働いている方が自分の業務について20ページほどにまとめて書かれていてとても分かりやすかったです。
JICAの事務仕事の話もあり、ほぼ役所のような膨大な書類との格闘を日々されていることを知りとても共感しました。
コラムではJICAに入るにはなど気になるところもおさえられていて良かったです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ990年代生まれのJICA職員の方々の国際協力のお仕事の紹介。
編集された著者は、1991年生まれ2015年にJICA入構、これまでに本部、省庁出向、途上国(エジプト)を経験され、今は人事部とのことで、ほんとうに仕事の一環なのだろうと思いますが、JICAで国際協力を担う次世代の皆様向けの本ですね。概観的なところを著者はお書きになられていますが、30代とは言っても10年間のご経験をすでに持っていて、それ以上に、採用される時点で有能な方々が選ばれているに違いない、という印象をさらに強めました。
さまざまな事業や国でのご経験がそれぞれの職員により紹介されていますが、
内容の親しみやすさ、伝わっ