長崎の旅行に先立ち選んだ本がこれでよかったと思う。
長崎という街の歴史において、私たちが押さえておくべきことをしっかりとした文章力で書き上げている。また、著者の思いも文にしっかりと乗っていて、信頼のおける作者だと感じた。
一方で、出島での貿易と戦争の話がほとんどであったため、少し幅広に多ジャンルで雑多に情報を取り入れたかった感や、知らない地名や顔も浮かばない固有名詞が連発することによる若干の読みづらさはあった。
ただそれでも、旅行に行く前に土地の本を読みたい勢には充分お勧めできる内容だったと思う。