丸山敬子のレビュー一覧

  • 闇が迫る—マクベス殺人事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シェイクスピアの戯曲〈マクベス〉の上演中、主演俳優が殺害される。作り物の首のはずが、本物の被害者の首に…。
    現場に居合わせたアレン首席警視が捜査を開始する。

    前半は〈マクベス〉のリハーサルが続き、出演者たちな性格や関係が描かれる。事件が起きるのは半分を過ぎてから…。ただ人間関係も割と面白いので、長い割に飽きない。
    事件はなかなかショッキングな感じで面白い。

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    2025年08月28日
  • 闇が迫る—マクベス殺人事件

    Posted by ブクログ

    アレン警部シリーズ。本作がナイオ・マーシュの遺作らしい。
    とにかく徹頭徹尾、マクベスとそれを上演する役者、演出家の描写に尽くされているので、芝居に興味の無いミステリ好きはこれついていけるのか…?とちょっと心配になるレベル。どちらかというと、ナショナル・シアター・ライブとか見まくってる芝居ファンの方が本作の読者に向いてるんじゃないか?と思っていたら、解説でも筆者はそういう客層を想定していたと書いてあって納得。
    私自身は芝居大好きなので、徹頭徹尾面白く読めた1冊だったんですけども。

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    2023年07月21日