服部孝洋のレビュー一覧

  • はじめての日本国債

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    裏側がわかりにくい証券会社の立場を実例として交えながら解説がされていてとてもわかりやすく書かれている
    『はじめての〜』でほんとにはじめてだと思ったのは初めてかもしれない

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    2025年11月30日
  • はじめての日本国債

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    大学の講義を受けているような感覚で読み進めました。
    読者へ実務担当者の視点を提供し、時には証券会社のトレーダー、時には日銀国債業務担当、財務省理財局担当と立場を変えた考え方を提供してくれて、実務者の意図、思惑も含めて丁寧に解説してくれます。
    最近、超長期債の利回りが上昇しているニュースや、大手生保の慎重姿勢が報じられたりしていますが、なぜ生保の動向が注目されるのかなど、金融関係のニュースがわかるようになってきました。

    門外漢にとっては少し難しい内容ですが、難しい仕組みを可能な限り分かりやすく説明してくれています。

    金融関係の脱初心者本だと思います。
    読んで良かった。
    筆者のSNS(note

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    2025年06月18日
  • はじめての日本国債

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    国債を様々な視点から取り上げることで、金融全体を俯瞰することができる。このため、広く浅くとならざるを得ないのは否めないが、目的は達している。特に金融関連でよく出てくる用語で何となくわかっているが、正確には理解できていないことの理解が深まった。
    日本国債そのものの理解はこれまで以上に深まらなかったというのが正直なところではあるが、著者の「日本国債入門」を読めば良いということはわかったので、こちらも読んでみようと思う。

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    2025年09月24日
  • はじめての日本国債

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    オトラジシリーズ。
    まだ内容を咀嚼し切れていないけれど、日銀の役割やイールドカーブについての理解が深まった。
    金利の変化が、国債保有率が高い銀行や保険会社に大きな影響を与え、結果国民生活にも影響する仕組みが分かりやすかった。

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    2025年09月07日
  • はじめての日本国債

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    この前の参院選で様々な財政政策を見たが、国債について理解しておかないと自分の意見が持てないと感じたので、この本を読んでみることにした。

    国債市場のプレーヤーは誰なのか、そのなかで日銀はどんな役割を果たしているのか、そして市場の債券価格はどう決まるのか、古本屋などの身近な例を混ぜながらわかりやすく解説されていた。

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    2025年08月29日
  • はじめての日本国債

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    分かりやすく勉強になった。とても丁寧な教え方という印象で、詳細版の日本国債入門も読んでみたくなった。

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    2025年05月12日
  • はじめての日本国債

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    日本の公的債務残高が、GDP対比250%を超えていることは、様々な形で取り上げられています。本章では日本国債市場に関して、初学者にもわかりやすく解説しています。国債の発行を担う財務省、マーケットメーカーである証券会社、投資家である日銀、銀行、生保、そして外国人、それぞれの市場参加者の背景や意図による国債市場のダイナミズムが平易な文章で書かれており、一気に読んでしまいました。

    日銀のマネタリーポリシー、日本国債特有の60年償還ルール、国債とレポ、スワップレート、短期金融市場、日本円の金利市場に関する基本的な知識が得られるため、一読するメリットを感じる方も多いのではないでしょうか。

    筆者は金融

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    2025年04月21日
  • はじめての日本国債

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    読みやすい。

    国債の価格と金利との関係を投資とリターンで理解するとわかりやすいと書かれていたが、確かにそう捉えると理解しやすいが、そう捉えてよいのか釈然としない気持ちもある。

    本書のような一般人向けの新書より、より詳しい著者の専門書版を読んだ方がすっきり理解できるのかもしれない。

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    2025年03月21日
  • はじめての日本国債

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    本書は、国債取引の仕組みについて、証券会社のトレーダーの目線から考えるという斬新な構成になっている。証券会社出身の筆者の経験が生かされた一冊と言えるだろう。国債取引については、経済学の教科書で学んだが、イメージが付きづらくて敬遠していた。だが、本書ではできる限り直感的な理解を促すよう豊富な具体例を用いながら説明されているので、実際の取引の様子を想像しながら楽しく読むことができた。なお、国債取引の文脈で登場する様々な専門用語について、丁寧に説明されているので、国債市場を理解するための入門書として本書は優れていると感じた。

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    2025年02月20日
  • はじめての日本国債

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    ネタバレ

    日銀のレポートは詳細。年4回の展望レポート、金融システムレポート、各年度の金融市場調節。
    フォワードガイダンス=日銀が望む方向に予測を誘導すること。植田総裁が審議委員時代に導入した。

    マネタリーベースは狭義の貨幣。民間銀行の預金や現金を合計したものはマネーストック(マネーサプライ)。
    日銀は長期金利をコントロールするために、10年物国債を無制限に購入した=指値オペ。

    銀行は短い期間で調達(低い金利)して、長い年限で貸す(高い金利)。金利のスワップ。
    アセット・ライアビリティ・マネジメント(ALM)は銀行のリスク管理の基本。負債と資産の年限が乖離しないようにする。
    バーゼル規制には自己資本比

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    2025年05月23日
  • はじめての日本国債

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    あまり一般的には馴染みのない国債についての初心者向け解説書。著者は誰にでも理解出来るようにと丁寧に解説しているので脱落することはあまりないのでは

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    2025年05月13日