緒方健二のレビュー一覧

  • 事件記者、保育士になる

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    新聞社の事件記者。定年退職後に保育士への道を選ぶ。子どもより下の世代の同級生と一緒に学ぶ短大の2年間。
    事件記者を通じて子供が犠牲となる悲しい事件に多く遭遇し、退職後に子どもを取り巻く環境を根本から変えたいという動機には大いに拍手。
    LINE、パワポほか世代間のギャップ、自分より年下の講師陣との微妙な関係。一番苦労するピアノなど、ドラマチックな展開の連続で非常に楽しめる内容。
    ただし高齢の方特有のダジャレほか、あまりにくどい文体には正直辟易。それを差し置いても楽しめる作品。
    そのうちドラマ化されるかもしれない。

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    2025年06月29日
  • 事件記者、保育士になる

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    大好きな番組「激レアさんを連れてきた。」で紹介されていて、著者ご本人の人柄と面白さが抜きんでていたので拝読。番組より数倍面白い内容で迷わず評価:5。元々、毎日新聞→朝日新聞でキャリアのほぼほぼすべてを事件を追う社会部記者として過ごした経歴から文章はお得意様。謹厳なる容姿と文体とは180度異なるお茶目な内容と語り口。還暦を過ぎて挑戦し続ける姿勢と、うら若き乙女集団内での右往左往しつつも変わらぬ矜持、爆笑の連続の中に散りばめれた人生訓に最後まで心を鷲掴みにされ、ラストの短大卒業式での乙女たちからの送る言葉とその返答には思わず落涙してしまうほどの感動を覚える。隠れた名作といってよい傑作。。

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    2025年06月09日
  • 事件記者、保育士になる

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    定年間近で退職したコワモテの事件記者が、短大で保育を学ぶ。キャッチーな状況だけでなく、真正面から向き合って全力投球された2年間であったのだろうという確かな読み応えを感じました。

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    2025年05月08日
  • 事件記者、保育士になる

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    Valuebooksで紹介してたので手に取りました。
    もう、笑いっぱなし!
    小説家とは違い記事を書く人だからか、身近に感じて親しみを覚える。
    それにしても、退職してから短大で勉強するなんて、ホント尊敬します‼︎
    YouTubeで、歌も聞けました。 実際のお顔と表紙のお顔がそっくりです!

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    2025年05月04日
  • 事件記者、保育士になる

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    おじさんノンフィクションものが好きなのでとても面白かった。

    どんな学校でも緒方さんのようなセカンドライフで学びに来ている人がいるほうが勉強になることが多くていいなと思った。

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    2025年03月27日
  • 事件記者、保育士になる

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    たいそう楽しく拝読致しました。
    新聞社を定年退職した元事件記者が、あろうことか短大で保育を学ぶとな!

    どういうこと?と思って手に取りましたが、読んでみたら意外でも何でもなく。この方、もとから子供や小さき者たちが犠牲になる事件に特に心を痛めていらしたのですね。
    そして、取材中に聞いた警察官の「被害者の無念は晴らせても(自分たちではそういう被害が起こる)環境を変えることはできない」という一言から、子供相手の事件が起きない社会、環境とは?と、常に考え続け、定年後にその思いを突き詰めるため、一念発起して保育を勉強された、と。

    その思いの強さ、感服致します。
    育児書を読んでも講演を聞いても揚げ足を取

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    2025年03月26日
  • 事件記者、保育士になる

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    徹底的に取材をして文字を書くことを生業にしてきた方なので、本当に文章が面白いです。
    そして言い回し、語彙、表現方法など、日本語について大変勉強になりました。

    いやね、つい最近取引先から上がってきた報告書の日本語が残念な仕上がりで…誤字脱字あり、助詞が不自然、口語と文語の区別を知らないのではないかと疑ってしまうレベルで。
    私も偉そうなことは言えないのですが、顧客に提示する文書は何度も読み直して推敲しませんか?
    上司チェックしてもらいませんか?

    失礼しました。本書の感想に戻ります。

    新聞社で長年事件記者をされていた緒方さんが、定年後に保育士になるために短大へ入学します。
    若い学生に混じって座

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    2025年03月10日
  • 事件記者、保育士になる

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    5か条の誓文-野獣諸法度のひとつ『女子学生には「さん」付け、丁寧語で』。手遊び、お遊戯演習で女子学生と手指や体の接触にも気を使う。事前に「触れてもようございますか」と打診の上、許可を得る。今のご時世、悪気がなくても、相手を不快にさせる恐れのある言動はいっさい排除するという行動規範はとても大切。

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    2025年05月14日