平久美子のレビュー一覧

  • ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染

    Posted by ブクログ

    1990年代に出てきた浸透性殺虫剤の主要成分であるネオニコチノイドの危険性を鋭く指摘している本だが、虫を殺す効果があるのならヒトにも同じように作用することはある程度化学知識がある人なら推測できると思っていた.だが、「農薬メーカーに、殺虫剤の哺乳類への毒性に関する論文を、専門知識をもって科学的に冷静に判断できる人材がいないらしい」との指摘(p70)があり、恐ろしい状況にあることが分かった.稲は育つが害虫が全くいなくなることをどのように捉えるかは、化学的な感覚というより、自然環境への配慮を考慮すべき常識だと思う.

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    2025年07月13日
  • ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染

    Posted by ブクログ

    化学物質暴露による機能障害については、今の化学物質評価の課題点だが、それに目を瞑ってる現状への警鐘と捉えて読んだ。
    農薬は有用だが、今の組織学的変化を重視した制度を安易に信じて多用することへの警戒が薄すぎる。農薬の使用からの期間は、人の一生にも満たないことに真摯であるべきだと思う。

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    2025年03月30日
  • ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染

    Posted by ブクログ

    岩波ブックレットNo.1102です

    とにかく岩波ブックレットは新刊が出たらテーマに関わらず読むことにしています
    自分にそういう縛りを加えることで、それまで特段興味のなかった分野においても知見を得ることができるからね(ふふん)
    でもってやっぱぜんぜん興味沸かないわとなってもブックレットなのであっという間に読み終わるし

    で、今回はネオニコチノイドという農薬のお話

    かなり乱暴にぎゅっとすると、めちゃくちゃ効きまくる農薬ができました!もう害虫全滅だし効果は長いし、なんなら近く飛んでるミツバチもみんな殺しちゃうけど人体に無害です!やった〜!ってそんなわけあるかー!(# ゚Д゚)っていう

    うーん、

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    2025年02月08日
  • ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染

    Posted by ブクログ

     ひまわりめろんさんの本棚からです、いつもありがとうございます。

     この本は「ネオニコチノイド」とよばれる種類の殺虫剤について書かれています。
     人情として、有害なものはからだに入れたくないですよね。
     「コップ」の例えばなしを聞いたことがあります。
     みんな有害なものを入れる「コップ」をもって生まれてくるそうです。けれども、その大きさはひとそれぞれ。そして「コップ」があふれると・・・減らして入れないようにするしかな。
     わたしもそうですが、病気をお持ちの方は特に気になりますよね。

     よむと「ネオニコチノイド」についていろいろ知ることができました。
     日本でも使われていて、作業が楽になるか

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    2025年03月30日