里見龍樹のレビュー一覧

  • 入門講義 現代人類学の冒険

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    人類学とは何か、また過去から現代まで人類学のテーマ、書き方、在り方は変化し続けていることがよく分かった。

    異文化と聞くと辺境の地で何百年も続いてる伝統文化をイメージしていたが、実際はそうとは限らない、むしろ変化し続けていたり、植民地化の影響などもあり、最近に形成された文化も多いということを知れた。

    また、今の人新生という新たな時代では自然も変化しているということ。
    その中で人類学は「人間とは何か」という枠に収まらなくなり、他の生物、無生物との関わり合いの中で生きているということを無視できなくなってきているようだ。

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    2026年02月10日
  • 入門講義 現代人類学の冒険

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    里見龍樹「入門講義 現代人類学の冒険」(平凡社新書)
    著者は大学院の社会学の研究が行き詰まったことをきっかけに人類学への転向を目指し、いきなりソロモン諸島のフィールドワークに出かけた。ところが人類学の基礎を学んでいないこともあり、現地で何をすればよいのか、何を見てどうレポートすればよいのか途方に暮れたという。また同時に人類学という学問自体も転換期にあり、ただ異文化に没入してレポートを書けばよいという時代は終わりつつあったと。そういう体験を踏まえて現代の人類学がどう変わってきたか、今日のフィールドワークでは何が大切か、などを講義形式で解説している。

    20世紀のはじめ、それまで現代文明に向かって

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    2024年11月30日
  • 入門講義 現代人類学の冒険

    Posted by ブクログ

    現代人類学という馴染みはないけど気になるジャンルが気になって頑張って読んでみました。

    最後のほうはやや力尽きてざっくり読みになっちゃいましたが、本の最後のほうに記載されていた、社会の”当たり前”が行き詰まりつつある中、それを乗り越える為の可能性を提示できるかもしれないのが現代人類学、といったことが書いてあり、資本主義に明らかな欠陥が見えていてAIの登場で世界がより混沌としていく人新世の中で、確かにそうかもって思いました。

    SNS・インターネット・AI等からの情報収集から一定の距離を保ちつつ、フィールドワークを行い自分自身で感じて考えて整理して道を切り開くといったプロセスこそが、人間の豊かな

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    2025年05月10日
  • 入門講義 現代人類学の冒険

    Posted by ブクログ

    人類学は、仮説/検証がそぐわない学問である。
    仮説は、観察者側の価値観が色濃くでてしまうから。
    そのため、観察対象に入り込んで
    溶けこむための時間が必要。

    ビジネスにおいても、
    顧客のニーズを探るときには気をつけないといけない。

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    2024年12月29日