さかとくみ雪のレビュー一覧

  • ライオンのくにのネズミ

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    ライオンの国にひっこしてきたネズミ。ライオンの国は、こわいライオンばっかりで、なにもかも大きいし、ことばもちがう。もう帰りたい…。わかりあえなかったネズミとライオンが、分かり合おうとするまでをえがいたお話。

    分からないからこわい。でも分かりあおうとするにはゆうきがいる。ネズミにも。そしてもちろんライオンにも。さいごに、こわいはずだったライオンがどんなことを考えていたかが分かってよかった。

    アメリカにりゅうがくしているときのことを思い出した。ひとりぼっちで、まわりとちがう自分がいて、とりのこされたようなかんじがして、まわりの人がちょっとこわく見えた。

    でも、りゅうがくせいがそういう気持ちに

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    2025年07月22日
  • ライオンのくにのネズミ

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    漢字 なし(ひらがなのみ)
    フリガナ なし(ひらがなのみ)
    文字の大きさ 中
    長さ 短い(31ページ)
    出版年 2024年
    内容 言葉の分からない、体や声の大きさも違う「ライオンのくに」の学校に転入したネズミの子が、あるきっかけを通して周りになじんでいく物語。
    感想 これまでと全く違う環境に飛び込んだ時に、周りとどうコミュニケーションを取っていくかというお話。ネズミくん自身の中にある恐れや誤解が、悪い先入観となってライオンとの間に壁を作っていた点に注目したい。(ライオンはさほど悪いことはしていない。)最後の一ページは余計だったかもしれない。

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    2025年07月19日
  • ライオンのくにのネズミ

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    大人の絵本。内容はいいし、子どもにも読んでもらいたい。課題図書になっているが、小学低学年には難しい。1、2年生に読み聞かせたが、多分…きっと…きちんと、伝わってないと思う。低学年ではなく、高学年に設定したら良いのでは?

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    2025年05月21日
  • ライオンのくにのネズミ

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    今年の青少年読書感想文コンクールの低学年の課題図書。
    お父さんの仕事の都合でライオンの国にやって来たネズミ、言葉も、身体の大きさも、習慣も、何もかも違う。
    仲良くなんてなれそうにない。
    同じようにやっぱり元の自分の国へ帰りたいリス。
    リスの国もネズミの国とはちょっと違うみたい。
    動物達を通して多様性が
    描かれているようだ。
    最後、なあんだ、そういうことか、と読み終えた。

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    2025年05月13日
  • ライオンのくにのネズミ

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    ネタバレ

    パパの仕事の都合でライオンのくにに引っ越したネズミの家族。
    ライオンのくにの学校に通い出したけれど、クラスメートはみんな体が大きいし、ライオン語はわからない…怖さと孤立感でいっぱい。でも、リスの女の子と仲良くなったことがきっかけでついに言葉を越えてライオンと気持ちが通じ合う。
    子どもの方が早く順応すると聞く外国での暮らし。最初は気持ちや習慣ですれ違っても柔軟的に歩み寄って理解し合っていくからなのだろう。
    9歳息子は最後のページに「え?え?」と混乱していたが、説明して自分の学校生活に重ねてわかってくれた様子。

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    2024年12月15日