「スタートラインに立つための努力」は非常に共感できる。自分も低学歴から社会人になってからの勉強と人並みの努力で大企業のホワイトカラーとして勤務できるようになった経験をしているが、あまりに遠い周り道と金銭的にも時間的にも多くの自己投資が必要だった。
「生まれ育ちに関わらず皆がそれぞれの人生を全うできる世の中をつくる。」とは非常に立派な志だが、どうなっている世の中が著者の目指す世の中なのか非常に興味がある。似た境遇や苦悩を経験した者として著者の名刺アタックではないが、ご本人と直接話を聞いてみたい気持ちになった。