島田和久のレビュー一覧
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冒頭に、民主党政権最後の首相が中国相手に日和った事実が、当時の防衛省審議官によって、赤裸々に描かれている。これはショッキングである。民主党政権で(現:立憲民主党で)「保守寄せパンダ」をやっている総理(当時)による、作為的な中国に対する行動抑制が書物によって永遠に記録に残ることは貴重である。そして、自衛隊に対する訓示の文言がいかにおかしいのかを、後の安倍晋三の訓示との比較で明確に指摘している。これは、立憲民主党の現代表に返り咲いた人物が、いかに権力をもたせてはいけない人物かを表す重要な指摘である。
そして、問題は岸田前総理にもある。NSCを開催しないのである。安倍総理の時には二週に一度は必ず開催 -
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中国 経済成長により権威主義体制の正当化 経済的威圧 国際秩序に挑戦
アメリカにとって「脅威 threat」の前の「挑戦 challenge」の認識
軍人は古い戦争の準備をする
→エマージングテクノロジー(新たな技術)への準備へ
国の安全=DIME Diplomacy Intelligence Military ∔Technology
中/露/北朝鮮/イラン
ロシア 昼夜区別なし 使い捨て歩兵 核
中国 AI 軍民融合 ドローン
大陸国家 同盟を作らない 約束を破る 海外拠点作らず
現状変更をゆるさない意志の強さと 対抗できる能力
戦略三文書 2022年改訂 国家 -
Posted by ブクログ
A book in which a senior official from the Ministry of Defense discusses the current state of national defense. It resonated deeply with my own experiences in the field, highlighting an overwhelming lack of capability, discrepancies in perception with other nations, and the urgent need for change.