中川たかこのレビュー一覧

  • 私は十五歳

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    「仮放免」を知っている日本人がどれだけいるか。でも、もしかしたら、世界では「アパルトヘイト」並みに「Karihomen」が知られているのかもしれない。当の日本人が知らないだけで。
    私はなぜか仮放免制度のことを知っていた一人でしたが、この文章が15歳の少女の作文であるという事実を知り、何の落ち度もない子どもたちの「不運」と、この絵本が世に出ることの意義を思いました。あれだけの反対があっても入管法が改悪されたのですから、ちょっとやそっとのことで現状が改善されるとは思えませんが、この本を手に取る人が増え、話題になり、空気が変わったら、ひょっとするとが起こるかもしれない。できるだけ多くの方に手に取って読んでいただき、そして誰か1人にでも、レビューでも、何か発信していただきたいと思います。
    かく言う私は諸事情でまだ文章の音読しか聞いていない状態です。作文を絵本化するにあたり、絵の構成は相当考え抜かれたとのことです。早く購入してきちんと読みたいです。
    出版元イマジネイション・プラスの作品ページも是非お読みください。

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    2024年09月11日
  • くまと かきの み

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    大雨で家が壊れてしまったくまと、仲間の元に帰りたい柿の実。
    ところが柿のふるさとも大雨でなくなっていました。
    わんわん泣くかきを落ち着かせるため、くまは自分の懐に抱きしめて、一緒に眠りにつきます。
    二人の新しい家は見つかるのでしょうか。

    柔らかいタッチで描かれた優しい絵だけれど、同時に大雨で崩れてしまった山の被害も写実的に描かれ、このバランスが絶妙。

    この絵本の元になったのが、2017年に起きた九州北部、朝倉市杷木志波(はきしわ)・平榎(ひらえのき)の大雨被害。
    悲惨な被害に負けずに、復興を成し遂げようとする人たちの諦めない気持ちが、くまとかきのみの旅に重なります。

    あとがきのページにある、崩れた山の斜面の写真と同じ風景が、絵本の中で描かれていて、この災害の大きさをより身近に感じました。

    ただ、実際にあった災害という背景を抜きにして、小さいお子さんにも楽しく読み聞かせられる温かな物語です。
    諦めない心、人と助け合う心を提示してくれる絵本だと思いました。

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    2024年09月17日
  • くまと かきの み

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    10歳1ヶ月の娘に読み聞かせ

    表紙絵に惹かれて。

    くまとかきのみという
    不思議なコンビ

    でもお互いに良き相棒になって
    くまが柿の実を抱いて寝るシーンが好き。

    どのページに絵も
    惹かれる。素敵。

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    2025年06月16日