あらゆる社会運動が抑圧される中、女権主義(フェミニズム)は中国で残った最後の社会運動と言われているらしい。
日本と同様に男性から叩かれまくるは光景には既視感がすごいが、中国の場合はさらにその上、権力のある男性の性暴力は国家ぐるみで隠ぺいされるという二重苦だ。
ネットでの告発も削除され、告発も容易ではない。
しかし、そんな中でも白紙運動に参加した中国人の若者などは、日常的な正義を重視するなど、一定のリベラル思想は育っている。
あとがきで、白紙運動は「始まり」だと言う意見が紹介されるが、そうであってくれることを願う。