市橋章男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
※前提として、他の歴史関係の本をほとんど読んだことがない自分の感想です。
本の帯には「読み始めたら止まらない」とあったが、本の文章では読み進める動機付けが弱く、自分で意識しないと読み進められなかった。
特に、第二章は藤原家が摂関政治を行うまでに至る、家の発展や外戚政策について書かれているのだが、人物が多いため人間関係など内容を理解するのが文章のみでは理解が難しく嫌になってしまう。※幸い家系図はあり、それを見ながら読むと理解しやすいのだが文中の注釈による誘導はない。
内容的には、自分のような平安時代初心者の勉強にはなった。しかし、読み切るには努力が必要だった。