「きみの色」製作委員会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ凄く楽しかったー!!映画では触れられていなかったトツ子たち3人の心情が丁寧に綴られていて、より深くストーリーに入り込めました!!
一番楽しかったのは、11章のライブ。実際にイヤホンで曲を聴きながら読むと信じられないくらい楽しくてノリノリで読んじゃいました!劇中歌を聴きながら読むってことをしたことなくて、もうこれだけでも買った価値ある。
あと、この小説、恋愛パートもすごく良くて、ルイくん鈍すぎるよー!!!!!!!って、悶えちゃいます。めっちゃキュンキュンする。あの二人は、はたして付き合うことができるのか。気になる。2巻出して欲しいです。 -
Posted by ブクログ
まずは良かった。映画も見た(小説の方が先)けど読んでおいて良かったなぁと思いました。映像だけじゃわかりづらい情景だったり、小説読んでて“ここ好きだな“ってシーンが結構あっさり流されてたから映画よりも好き。正直映画はイマイチだった、、ごめんなさい。
内容自体も全然複雑ではなく、田舎(島)に住む異なる3人組の男女がバンド組みつつ、ほろ苦い青春あり!って感じですごくほっこりしながら読めた。主人公の性格がほっこりしてたからそれも良かった。
繊細な感情表現だったりが垣間見えて、なにより主人公の「色が見える」っていう設定がすごく好み。
後半に主人公が日吉子先生に言った運命についてのセリフが一番好き。そ -
Posted by ブクログ
映画を観に行こうかなという気持ちがあり予習も兼ねて。
評価は★3つだけど、4に近いです。
高校3年生の3人(トツ子、きみ、ルイ)が、ひょんなことからバンドを組む話から始まり、それぞれ抱える『秘密』と向き合って前を向いていこうとする。
その中で自分が過去についた傷や本当の自分を出したいのに出せない現状と「自分と向き合う」ことに勇気が必要なことを気付かされる。
小っ恥ずかしいようなくすぐったいような、向き合うって一つの成長なんですよねぇと。思わず彼らの背中を押したくなる気持ちになる作品でした。
『色』もキーになる。トツ子が見える色を観てみたいですね。