1章第一次韓流ブーム(2003から2008年ごろ)
ヨン様 冬ソナ(2002年)四月の月(2005年)
2020年にパラサイトが公開されるまで長いこと韓国映画の興行成績で二位だった。
チャングムの誓いでおじさんファンが増えた。
ワールドカップ共催を前にした。1998年の金大中大統領と小渕恵三首相の日韓共同宣言を契機に雪解け。
頭の中の消しゴム(2004年)30億円歴代興行収入1位
2章 第二次ブーム(2010から12年ごろ)
冷や水を浴びせたのは2012年8月、李明博大統領が竹島に上陸したことがきっかけ。
tiktok的な音楽の作り方はアーティストの名刺みたいなもの。
3章 第三次(2017から19年ごろ)
seventeenも中国メンバーがいる。韓国のTHAAD配備問題で中韓関係が悪化すると、中国の市場から政策的に締め出される。
BTSのロサンゼルス公演、ラスベガス公演を観に行ったときも、観客の中にはいわゆるマイノリティーの方たちがたくさんいた。世界でKPOPを支えている層ってそのあたりなのかもしれない。体調の問題を乗り越えてステージに立つジョンヨンに大きな歓声が起こる。アメリカはその人なりの背景や生き方を尊重して受け入れる。
4章 第四次(2020から2023)
NEWJEANSのETAはバイレファンキというブラジルの労働者階級の間で人気のあるダンス系のジャンルをベースに作った。世界各地のレトロかつ大衆的な音楽を持ってきてアジアの女の子が楽しげに踊る。
あとがき
冬ソナが日本に上陸し日韓関係は一気に近づいたということは教科書には載らないかもしれないけど、民間が作った人と人のつながりを深めていくことが、僕らの使命。
「民間の安全保障」の役割を文化は果たせるのか。