国広ジョージのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西洋美術史は、馴染みがあるが、
建築となると少しとっつき難いイメージが
あったが、この本はタイトルの「教養としての西洋建築」とあるように、石器時代から21世紀のポストモダン、脱構築主義までの建築の歴史をわかりやすく解説していて、とても勉強になった。
建築様式(ロマネスク、ゴシック、バロック)は、勿論だが、特に産業革命以降のモダニズムから、
現代における建築の流れで、古典かモダニズムか、装飾か機能性かモダンかポストモダンかといった二項対立が繰り返されてきたことや、
また、ヨーロッパだけではなく、
アメリカの建築についても解説してあり、
よくドラマに出てくるサンフランシスコの
ヴィクトリア朝様式