綾野六師のレビュー一覧
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ネタバレ両想いなのに何故か付き合っていないというややこしい状況になっていた八雲さんと比奈ちゃん。
どちらかと言うと比奈ちゃんの方が二人の関係性を「恋愛」という具体的な名前で縛られたくなかったみたいだが(そして、彼女の気持ちを大事にするあまり、最後の踏み込みができない純情八雲さん)まあ元カレがあれなら恋愛に二の足踏んでも致し方なし。
と言うわけで、比奈ちゃんの元カレが出てきたり、八雲さんが暫く関西へ出向になった、かつ八雲さんの幼なじみ登場と、両想いのはずの二人になかなかの試練が降りかかった2巻。
でもそのおかげで、比奈ちゃんも変わりたいと思えたし、八雲さんも最後の踏み込みができたのかと考えると必要な試 -
Posted by ブクログ
ネタバレ見目麗しい男性陣が多く登場するので油断しがちだけれども、骨董品に宿っていたものがなかなかに恐ろしいものも出てくるので、ビビり散らかすという。
一話目は可愛いわんこだったので、ほっこりできたのに(この話の最終的なオチもまたほっこりできて好き)三話目の「面」は描き下ろしアフターストーリー含めて怖い怖い。
あ、「面」の場合はアフターというより骨董品からの視点での話か。
とにかく怖い怖い。
不思議な骨董屋を営む「比良坂」さんが、不思議な骨董品を処理したり、この世ならざるものたちと交流したり、探し物を見つけたり、何だったら地獄にまで出向いちゃうお話。
鬼さんたちも地獄の方々も本当に見目麗しく目の保養で -
Posted by ブクログ
ネタバレSNSで追いかけていた作品。
紙媒体で一気読みできて幸せでした。
赤面八雲さん可愛すぎる。
見た目遊んでそうなのに実際はめちゃくちゃピュアで、ちょっと残念気質もある八雲さんと、そんな彼が大好きでたまらない比奈ちゃんのじれじれ両片思い話。
一話一話短めなんですけど、毎度かっこよかったり可愛かったり、とにかく癖に刺さる八雲さんの描写が見られるのでたまらんです。
何でこれで付き合ってないんだ、この二人。
途中から登場する天野くんがライバルキャラにならず、二人を推して応援してくれる存在になってくれたのも嬉しい。
最初SNSで初登場話を読んだときはやべえぞこれはと思ったものだが、いらぬ心配だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレいい意味で生々しいというか、読んでいてエグい話が多かった。
遠慮がないというか。
特に終盤の話は主役二人のトラウマが一気に襲いかかるのと、ガチものの命の危機の展開もあって、読んでいて辛いやらハラハラするやら、読む側の情緒も不安定になった。
無事に切り抜けられて本当に良かった。
序盤は麿夢の炬燵を問答無用で捨てやがった伊織に好感触が抱けなかったものの、彼は彼で苦労性であり、トラウマ持ちであるという。
だから後半では彼の強引さはあまり気にならなくなった。
寧ろ仏や仏像に関する蘊蓄が聞けるのが楽しみになるという。
自分も仏像彫りたくなりました。
間違いなく彫刻刀で怪我すると思うけれども。