バンジャマン・アダムのレビュー一覧

  • マンガで読む 資本とイデオロギー

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    原作はピケティ氏。表紙の絵がキャピタリズムの基本を象徴している。1980年頃まで政策論争の構造は階級闘争的なもので、左派は労働者、右派は資本家が支持していた。しかし、それ以降徐々に左派は高学歴の管理職や知的職業の人達からの支持を集めるようになった。この逆転現象は欧米のあらゆる民主主義国(日本は入っていないようだ)の投票行動に見られるという。確かにトランプ派やルペン派の勢いを見ると、右派は旧来型の資本家と、逆に現状の収入等に不満を持つ層からの人気が有るように見える。この本でも、庶民階級や中流階級の人々の思っている「自分達は見捨てられている」という気持ちを利用して、反移民とナショナリズムのイデオロ

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    2024年09月12日
  • マンガで読む 資本とイデオロギー

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    「今日までのあらゆる社会の歴史はさまざまなイデオロギーと正義を追求する闘争の歴史である トマ・ピケティ」

    フランスのとある一族の歴史をなぞりながら、時々の政治の紆余曲折と紐解いた一冊。
    いま各国で見られるアイデンティティの分断に帰結するまで、主に税制に着目して丁寧に解説してくれている。
    全体にかわいらしいイラストとデザインで、楽しく読める。そして、読み終わったとき、表紙のイラストが読む前よりも数段グロテスクに思えた。

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    2025年04月06日
  • マンガで読む 資本とイデオロギー

    Posted by ブクログ

    原作未読。
    ヨーロッパとアメリカを中心に経済格差について、ある一族の物語を通して解説している。
    勉強になるが、読むと暗い気持ちになる。

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    2024年07月28日