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  • マンガで読む 資本とイデオロギー
    4.3
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「今日までのあらゆる社会の歴史は、さまざまなイデオロギーと正義を追求する、闘争の歴史である」――トマ・ピケティ 不平等の原因はなんなのだろう? なぜ不平等はなくならないのだろう? ある貴族の家系を、フランス革命、帝国主義、ふたつの世界大戦、戦後の高度成長期、そして1980年代の保守革命から、格差が拡大する現代までたどり、その8世代の人々が直面した富と社会の変貌から、こうした格差の謎にせまる。不平等の歴史的変化を理論的に分析してきた世界的権威の仕事を、わかりやすく理解できる入門書。

ユーザーレビュー

  • マンガで読む 資本とイデオロギー

    Posted by ブクログ

    原作はピケティ氏。表紙の絵がキャピタリズムの基本を象徴している。1980年頃まで政策論争の構造は階級闘争的なもので、左派は労働者、右派は資本家が支持していた。しかし、それ以降徐々に左派は高学歴の管理職や知的職業の人達からの支持を集めるようになった。この逆転現象は欧米のあらゆる民主主義国(日本は入っていないようだ)の投票行動に見られるという。確かにトランプ派やルペン派の勢いを見ると、右派は旧来型の資本家と、逆に現状の収入等に不満を持つ層からの人気が有るように見える。この本でも、庶民階級や中流階級の人々の思っている「自分達は見捨てられている」という気持ちを利用して、反移民とナショナリズムのイデオロ

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    2024年09月12日
  • マンガで読む 資本とイデオロギー

    Posted by ブクログ

    「今日までのあらゆる社会の歴史はさまざまなイデオロギーと正義を追求する闘争の歴史である トマ・ピケティ」

    フランスのとある一族の歴史をなぞりながら、時々の政治の紆余曲折と紐解いた一冊。
    いま各国で見られるアイデンティティの分断に帰結するまで、主に税制に着目して丁寧に解説してくれている。
    全体にかわいらしいイラストとデザインで、楽しく読める。そして、読み終わったとき、表紙のイラストが読む前よりも数段グロテスクに思えた。

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    2025年04月06日
  • マンガで読む 資本とイデオロギー

    Posted by ブクログ

    原作未読。
    ヨーロッパとアメリカを中心に経済格差について、ある一族の物語を通して解説している。
    勉強になるが、読むと暗い気持ちになる。

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    2024年07月28日

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