宮川剛のレビュー一覧

  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    一つの遺伝子がヘテロになっているだけで、2000遺伝子が変化している
    αcamk2欠損マウスは歯状回での神経新生が増えている
    未成熟脳を持った人を探した
    これから10年間は精神疾患の時代?

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    2013年01月28日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    自分の全ゲノム情報を安価に解析してもらえる時代がすぐそこまで来ている。本書では特定の遺伝子をノックアウトしたマウスによる研究成果から、遺伝子がこころの病に対してどんな影響を及ぼしているのかが解説される。後段ではゲノムで性格や知能がわかるのかといったことや、著者自身が遺伝し情報解析サービスを受けてわかったことの紹介も。全体に解説はわかりやすいが、タイトル通りの本になっているか、一冊を通してのまとまりには欠けるきらいがある。重要なのは、たしかに遺伝子は性格を決定する大きな要素ではあるけれど、膨大な数の遺伝子がかかわっていることであって、遺伝子のひとつやふたつでは決まらないということを理解しておく必

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    2015年04月18日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    遺伝子と心についての話より,むしろ自分のゲノムを解析してもらえる23アンドミーみたいなサービスの現状・将来が興味深い。

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    2013年06月04日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    ふと思った疑問。
    こころって遺伝するの?
    性格が親に似るっていうし。じゃあ、こころはどこにあるの?
    という疑問が少しわかる本。

    でも、ニンゲンが細胞からできていてすべてにDNAがあるなら
    脳細胞以外にもなにかしらの個人の記憶が残ることもあるのかな?
    SF的だけど、生体移植した人がドナーの記憶を持つこともあるという
    話もあるし。。

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    2013年03月21日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    ワクワクしながら読めた。小さい時、スーパーコンピューターがゲノム解析を24時間ぶっ続けで解析している。そんな話を見た記憶がある。それが今では数万で自分のゲノム解析ができるという。かかりやすい病気、気質を知り、自分の子供のゲノムをパートナーと比べる楽しみ。 楽しみだけでなく、ゲノム解析で起こるリスクも記載してあった事がまた一喜一憂せず考えるキッカケになった。 それでも、私はゲノム解析やってみたいな☆

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    2012年05月04日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    また文系の私には驚異的なお話です。

    脳の機能から人間とは?というアプローチをしている脳科学。それとは違うアプローチの仕方だけど案外正解に行き着いちゃうかも、と言うのが遺伝子からのアプローチです。

    背景には遺伝子解析技術の急速な進歩があります。病気になりやすいかどうかなどを左右する遺伝子の型、10000パターン位に絞った検査なら、数万円、三週間ほどで結果が出る、と。「このペースで行けば数年のうちに10万円程度のコストでその人の全ゲノムの解析ができるのでは?と論じます。

    また、遺伝子の特徴が病気に直接影響するのではないか?と言う例として統合失調症を上げます。実はマウスの段階では、遺伝子の操作

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    2011年02月21日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    ゲノムってそんなにお安く解析できるんだなあって。
    結局ゲノムとは何かっていうことの理解が出来たか出来ていないかはわからないけれど、わかりやすい語り口でそこそこ面白く読めた。

    マウス実験において遺伝子がひとつ無効化されただけで、他のマウスを殺してしまう傾向が見られるようになるなんて衝撃。

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    2014年04月11日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    内容は悪くないんだけど、タイトルから感じるワクワク感が満たされなかった、と感じたので☆3つ。
    結局「こころに影響をあたえるのはゲノムと環境のどちらもです」が結論で、そりゃそうだわな、という感じ。後半のゲノムビジネスについての考察はそれなりに興味深いけど、タイトルから期待していた「何か」とは関係ないように感じてしまった。

    でも前半は、ぼくのような素人が遺伝子の仕組みから脳科学の触り、研究の実態に触れるには良い内容だったと思う。記述が丁寧なので、ちゃんと頭に残ってる。細胞核、染色体、遺伝子、DNA、mRNA、tRNA、アミノ酸、タンパク質、ATGC、SNIP...とかとか。

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    2011年06月13日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    遺伝子の8割は脳で発現していること、マウスのゲノムとヒトのゲノムは余り変わりないとうことが新しい知識となった。随分ゲノムの解読が進んできたが、まだまだ遺伝子情報をヒトの生活に活かしきるということができていないようだ。技術的なこと以外の問題もあるかもしれないが、今後の研究の成果に期待する。

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    2011年05月16日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    >ゲノム全体のたくさんの遺伝子の機能に関する情報と、その全体的情報からある性質を推定するようなアルゴリズムを考案する必要がある

    というのが示唆的だなと思う。

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    2011年04月08日
  • 「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか パーソナルゲノム時代の脳科学

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    人が自分の設計図を二万ぽっちで見られる時代。うーわ。月並みな表現だけどやっぱり科学の進化には目を瞠る。郵送なら日本にいても出来るなぁ…ちょっと検討してみようか。

    なんとなく「今までどんどん細分化していた学問の分野はこれからまた融合していくんじゃないか」と思っていたのだが、これを読んでその思いが強まった。とりあえず心理学と精神医学と脳科学は近いうちに融合するんじゃ。ていうかもうしてる部分もあるのかもしれないが。それに今回の遺伝学。同じ「心」の問題に別アプローチで取り組んでいたのが一つに纏まる未来がありそうだなー、なんて思えてならない。

    ゲノムのアルゴリズムが全部解明される未来、「心」の定義は

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    2011年03月05日