ジル・マゴーンのレビュー一覧

  • 騙し絵の檻

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    ネタバレ

    無実の殺人罪で投獄された主人公が十六年後の仮釈放後に、自分を罠にはめた真犯人を突き止めようとするサスペンスみのあるミステリ。

    十六年の苦渋を思うと序盤の胸中はまじでやるせない。途中やや情緒不安定になるので、ページをめくりながらオイオイ大丈夫かと心配になるが、でも真犯人への恨みと信じてくれる人がいない絶望と…と思ったら仕方がない部分はある……のかな。

    ほぼ親族会議に近い、役員会議に乗り込むシーンはドラマチックで最高だった。いいぞ、もっとやれ、と思うくらいには。(読み進めるうちにじわじわ、まぁ主人公よりの心理にはなっていく)

    ラストシーンも気持ちがいい。人によっては「もやっとする」と言う人も

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    2024年10月26日
  • 騙し絵の檻

    Posted by ブクログ

    ホルトの執念が真犯人を暴き出す
    捨て身のホルトにジャンが寄り添ってくれてよかった
    ジャンが塀の上で咆哮するホルトを16年前に見てずっと釈放を待っていたという設定と彼女の有能さにいささかでき過ぎ感があるにしても

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    2024年07月11日