杉江松恋のレビュー一覧

  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)
    講談が面白いと思うようになり、読んでみた。神田伯山の時代から講談師としての神田伯山を知ったので、神田松之丞の時の葛藤や、それより前からある苦悩をじっとりと知れる良い本だった。
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)
    よくある有名になった人の最初に出る本かと思ったけど違って結構、自分の中に余韻が残る本だった。まず、神田松之丞が父を亡くしていたという、原点みたいなのがサラッと出てくる衝撃的な書き出しから、早い時点で神田伯山が神田伯山だったことがわかってくる。肯定的に書かれているのもあるけど、落研を批判して、とにかく...続きを読む
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)
    伯山先生がどんな風に講談界を引っ張っていくのか楽しみにしています。
    生で是非講談聴きたいと思います。
  • 絶滅危惧職、講談師を生きる(新潮文庫)
    時々テレビ等で見かけた神田松之丞氏。生い立ちや学生時代、講談師になったきっかけ、入門してからのこと等多岐に渡って対話形式で語られています。芸に真摯に対峙してる事がよくわかりました。真打ちに昇進してからの活躍が楽しみです。
  • ある日うっかりPTA
    PTAの内情がよくわかる本。
    といっても普通じゃない著者の体験談なので、
    楽しく読める。
    PTAに関わる可能性が少しでもある人は、
    読んでおいて損はない一冊。
  • 桃月庵白酒と落語十三夜
    落語家が普段何を考えて高座に上がっているか、ネタをどんな風に解釈しているか、過去の名人たちの得意なネタはどこがすごいかをものすごく下らなく、面白おかしく話したインタビュー集。落語は部室話ってのにものすごく納得した。しょーもないのが落語で、いまどきの完成された物語を求めるものとはちょっと違うというのも...続きを読む
  • ある日うっかりPTA
    文芸評論などのフリーライターである筆者が、ある日、小学校のPTA会長に推薦される。PTA会長を3年勤め上げた体験記。

    タイトルのとおり、なんとなくなったPTA会長だが、かなりがっつりと真正面から取組、遂行されたようです。杉江さんはライターになるくらいなので、やはり興味のあることへは究める方向になる...続きを読む
  • ある日うっかりPTA
    PTAについて、学べました。なかなか、非効率な組織だが、中々変革は難しく、最後は人間関係で仕事にも影響か出てしまうことに。
  • ある日うっかりPTA
    面白くPTAの実態について理解させてもらいました。私は妻に任せきりで、PTAの活動には一切携わらなかったので、愚痴を聞きつつ少しは理解していたつもりだが、間違っていた部分もあった。
    PTAの活動は多忙のようで、共働き世帯が圧倒的に多くなっているこのご時世に、このままのやり方が維持できるとはとても思え...続きを読む
  • ある日うっかりPTA
    いやあ、面白かったです。

    これまでいろいろと役員をやってきた私としては、ひしひしと分かる、その気持ち。

    それにしても、著者さんは周囲の方を上手に巻き込める、お人柄も好感度高い方なのだろうと思いました。もちろん、ご本人の大変な努力がそうさせているはずですが。

    2年目がとても楽しかったでしょうね。...続きを読む
  • ある日うっかりPTA
    ラジオで紹介されていて興味を持って読んでみた。
    ちょうど妻がPTAの役員になっていることもあり、興味深いことが多く書かれていた。
    身近なのによく分からないPTA、役員がどんどん変わることと前例踏襲が大きな要因と見た。
  • ある日うっかりPTA
    3年前に「是非お願いします」と私も頼まれたPTA。
    「どうしてみんなそんなに嫌がるのか」実際やってみて判断しようと飛び込んでみた。この本の通り、組織としては改善するべき点はたくさんあるし、無駄も多いと思う。受け身ではなく主体的に、何かを変えていく意思があるのならもっとPTA活動に参加する意義は出て来...続きを読む
  • ある日うっかりPTA
    身近なようで、縁遠いPTA。
    漠然と、めんどくさそう…と思ってしまう。
    読んでみて思った。
    やっぱり面倒そうだ。
    それを3期も勤め上げた杉江さんは、えらいと思う。
    知らない世界を垣間見させてくれた。
    面白かった。
  • ある日うっかりPTA
     PTAには全く興味がなかったけど、もしかしたら自分も携わる機会が訪れるかもしれないと思って興味深く読んだ。

     いつか分からない未来の事を気にしたり、その場にいない人に対して大いに配慮したり、そんなことが行動の基準になる場合があり、そういったことに対して「違うだろ」とビシっと言っているところがよか...続きを読む
  • ウロボロス ORIGINAL NOVEL―イクオ篇―(新潮文庫nex)
    先日までドラマをやっていたウロボロス。全話見た割にはなんとなくストーリーが追いきれなかった気がしたので小説でも読んでみたところ、ドラマとは全く内容が違ってました。漫画原作でまだ完結してないんですね…っというかドラマは割とすっきり終わったのに小説版はあんまりすっきりしなかった…
    イクオとたっちゃんそれ...続きを読む
  • 東海道でしょう!
    おおよそ運動とは縁のなさそうな書評家二人が東海道を歩く、という本。各宿場ごとにちょっとした歴史と、縁のある書籍に触れられているのが、書評家らしい。気楽に読めます。知り合いが出てきてびっくりしてみたり。
  • 外事警察 その男に騙されるな
    麻生さんが書かれた映画原案(2作目)は、
    とても残念な内容(★2つ)でしたが…、
    本作の映画ノベライズの方は、
    なかなかに面白ぃお話でした…。

    麻生さんが書かれたドラマ原作(1作目)の
    テイストを活かしながら、重厚なサスペンスを
    2時間のドラマ(映画)の中に納めているので、
    1つの読み物としても、...続きを読む
  • ミステリースクール
    読んだことあるのも結構あったけど、
    読みたい本もたくさん見つかって嬉しい!
    文字数の制限で説明が物足りない感もあったが
    この量なら満足。
  • ミステリースクール
    古典ミステリーから現代ミステリーまで様々なジャンルのミステリー作品の書評本。
    割と分厚くかなりの作品を知ることができる。
    ミステリーを新たな視点で読むきっかけにもなる?本だと思う。
  • ある日うっかりPTA
    改革する人は格好良い。
    やっぱりPTA役員をする方々は、一定以上の知識と教養があるなぁ、、、と思いました。無い人もいらっしゃるかとは思いますが。
    作者も頭の回転が速いし、活動の問題点やその解決策をサクサク出せるのは本当に格好良いです。人情だけの人がPTA会長をしても、根性でやろうぜ!!みたいなことに...続きを読む