錦織良成のレビュー一覧

  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    子供の頃のほのかな夢、そしてそれなりに幸せだった記憶。 

    ふと思い出し、そのまま思い出の一つとして心に封印するか、それとも…。

    仕事とは単に収入を得るだけの手段ではない。

    そんなよく聞くフレーズを例をあげて示してくれる、

    ひとつの話であると思いました。

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    2011年04月01日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    家族の絆がテーマの物語はいいですね!境遇は違えど主人公、肇と同じ年代の私には物語の前半で描かれている肇の自問自答や家族との一問一答に思い当たる節があり思わず胸に小さな棘がチクリと刺さりました。後半で繰り広げられる49歳デビューの肇バタデン運転士の活き活きさがとても清々しく羨ましくも泣けました。
    読後感=子供のころの夢、故郷の郷愁、母の愛、いと・・・ありがたし!

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    2011年01月19日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    電車の中で読んでいたけど、涙がボロボロ流れ出て、
    何度も鼻をかんでティッシュのパックを空にして、
    待ち合わせていた友達に会うときはすごい顔になってしまった。
    母と息子の関係はやはり母と娘とはちょっと違うかも。。。

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    2011年01月11日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    これは反則。本を読んでるだけでも泣けるのに、中井喜一で映画となった日にゃぁ号泣必至でしょう。ただし、あざといのが苦手な人は要注意。悪い人は1人も出てきませんから。

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    2010年05月21日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    良い本だった。
    主人公も純粋で真っ直ぐで、著者の書き方もそれと同様に真っ直ぐで、久々に心が洗われるような感覚を持った。

    幸せをつかむために自分も一歩踏み出そう。そんな気になれる本です。

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    2010年04月06日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

    Posted by 読むコレ

    元々映画が原作のこのタイトル、文章で読むとまた違った風景が読み取れます。
    僕は実際に出雲にも行きましたが、読んでいるだけで風景がよみがえり楽しくなってきました。
    そして感動もその時出ました。
    映画がちょっと苦手だな?と思う人におススメ。
    一畑電車の思いがここに詰まっています。

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    2013年03月01日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    自分は何のために仕事をしているのか・・・、をふと立ち止まって考えた主人公。10年後・20年後に読み直したとしたらきっと今と違うことを感じるだろう。そのときに悔いのないようにしておきたいなぁ。

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    2011年10月28日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    49歳の筒井肇に自分を見た人は多いのではないでしょうか?

    家庭を顧みずに仕事だけの人生、本当はやりたいことがあった・・・



    人生を良く、深く生きたい。生きて欲しい。



    最後の場面では涙が止まらず、東海道線内で顔がくしゃくしゃになりました。



    一流会社を退職して、運転手になった。



    「やっと乗ってくれたね俺の電車に」

    「うん」



    「・・・由紀子」

    「ん?」

    「終点までちゃんと乗っててくれよな」

    「はい」

    由紀子はしっかりと返事を返す。



    そう、線路のように二本のレールは併走する。

    一本に重なる道だけがフ符の進む道とは限らない。

    どちらかが、どちらを犠牲にす

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    2010年12月31日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    分かりきったストーリーなのに、こんなに上手くいく話はないって思うのに、ジーンときてしまった。
    映画は観てないのだけど、観たいなと思う。
    この電車の走ってる風景を見てみたいなと思う。

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    2010年06月30日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    これは映画を補完する物語だと考えると、とてもいい内容だと思います。まずは皆さん、読む前に映画を。

    理由はひとつ。主人公・肇だけでなく、彼以外の登場人物の心の動きをより深く知ることができるからです。

    「あのシーンで、実はこんなふうに思いながら居たのか」
    「あのセリフの裏にはこんな想いがあったのか」

    きっと、ひとつ、ふたつ、新たな感動が湧きあがります。特に主人公・肇の妻の心の動き、母・絹代の息子へ伝えた方心のメッセージなどは、小説だからこその描写です。それ以外にも、映画では短い時間にしか登場しない人物たちにも、しっかりと物語が書き込まれています。不覚にも久しぶりに小説で涙しました(苦笑)。も

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    2010年06月17日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    映画がとても良かったので、余韻に浸りたくて買った本
    映画に忠実で映画を壊しはしなかったけど、本ならではの世界もなかった
    映画と本なら迷わず映画

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    2010年06月02日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    ネタバレ

    感動できる部分もあって素敵なお話だと思った。
    仕事人間の陥ると言われるよくある話の冒頭から、親子の関係の描写はちょっと泣ける部分も。

    ただ、これを読んだきっかけが〝仕事の棚卸し〟の講義で紹介されていたことで、現実に即して考えると夢物語だと思う。

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    2025年05月08日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

    Posted by ブクログ

    映画を文章にしただけだが、この作品にはいろんな観点があります。
    運転士を目指した筒井のその後のちょっとした人間ドラマが見えます。

    この本を見る時に中井貴一イコールで考えるんでなく、やはり自分がなりきっているってことを考え見ると結構面白いです。
    こんな転職もありかな…なんて(笑)

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    2017年12月31日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    最近、電車の中吊りでやたら見かける映画のノベライズ版。タイトル通りの内容です。
    ちなみにフィクション。こんな夢物語、あるわけ無いやん!とツッコミたい所ですが、千葉県のいすみ鉄道には50代の運転士が誕生するそうで。いやはや。

    うーん、どうにも青臭いストーリー展開で、ちょっとどうなんだコレは、というのが率直な感想。前半の主人公が葛藤している部分は結構良かったんですけどね。読んでいてツライ部分もわりとありましたし。だけど、そこから一足飛びに(養成過程での苦労とか、人間ドラマとか、そういう話がもっとあるものだと思っていた)運転士になって、懸案がきれいさっぱり解決していくという展開に、やっぱり安易だな

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    2016年10月02日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    中井喜一さん主演で島根が舞台となった映画のノベライズ本ですが、
    映画を観ていない私でもとても感動を覚えた一冊でした。

    筒井肇は大手家電メーカーの経営企画室長。
    リストラのために工場閉鎖を淡々と進めるなど、
    仕事一筋の筒井は取締役への昇進が内定するなど順調に会社人生を送っていた。
    その反面、妻や娘との会話は少なくなりすれ違いが多かったが、
    筒井はそれを不満に思いながらも仕事に邁進していた。
    そんな時、島根に住む母親が電車の中で倒れて入院したという知らせが入る。
    帰郷した筒井は母親の面倒を見るために東京の病院に転院させようとするが、
    重い病を持った母親は自分が生まれ育った島根の地を出ることを嫌が

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    2013年05月11日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    ずっと実話と思ってたんですが、フィクションなんですね。
    この本を読んで本当に会社を辞めて、運転手になったひとがでたとかでないとか。

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    2012年02月25日
  • RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

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    現実はこんなに甘くない。でも信じる方が幸せだから信じたいと思う。諦めながらでなく信じながら人生を終わりたいと思う。《散る桜、残る桜も散る桜》

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    2010年05月15日