鬼田竜次のレビュー一覧

  • 煉獄島

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    激熱でした。真っ赤なバイオレンス小説で、引き込まれました。会話か文章か分かりませんでした、という感想を見かけましたが、コメントした方は、一人称と三人称の違いを認識されていないのでしょう。

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    2024年07月07日
  • 対極

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    鬼田竜次『対極』小学館文庫。

    新人作家による異色の警察小説。なかなか面白い。既に続編の刊行が今春に予定されているようだ。

    狂犬のような中田数彦の暴走と冷静沈着、品行方正のエリート、谷垣浩平という全く異なる個性が対峙する時。


    恵まれない環境で育った悪童の中田数彦は高校時代に腕試しで警察学校に殴り込んだことを切っ掛けに、合法的に暴れたいという願望を叶えるためにSATに志願する。

    一方、品行方正のエリート、谷垣浩平は異例の抜擢を経てSITの係長になる。

    悪童とエリートの全くの対極にある中田と谷垣。生い立ちも信条も丸っ切り異なる2人は衝突を繰り返しながら、厚生労働省解体を要求する謎のテロ集

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    2024年01月09日
  • SG シャドウ・ガバメント

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    鬼田竜次『SG シャドウ・ガバメント』小学館文庫。

    文庫書き下ろしの長編ポリティカル・サスペンス。

    冒頭の展開こそ面白かったのだが、次第に尻すぼみになったような感じで残念だった。

    記憶に新しい元総理大臣の銃撃暗殺事件や日航123便墜落事故、北朝鮮によるミサイル発射、原発事故などを巧くアレンジし、それらが政府と内閣情報調査室の陰謀工作だという辺りは面白いのだが、十分に消化しきれなかったようだ。


    現職の総理大臣の西脇正次が狙撃され、総理大臣の盾となった先輩SPの吉村昭人が殉職し、後輩SPの三沢夕輝も被弾したものの辛うじて生命は救われる。しかし、西脇への狙撃は低い支持率を浮上させようとする

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    2026年05月15日
  • 煉獄島

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    鬼田竜次『煉獄島』小学館文庫。

    第二回警察小説大賞受賞したデビュー作『対局』の続編。予定では先々月に刊行されるはずだったのだが、延びに延びてようやく刊行。

    腐敗し切った日本社会の今を嘲笑うかのような、これまでに無かったような恐ろしいまでに破壊的な、破滅的な警察小説である。


    SATの精鋭だった中田数彦は、指揮系統を無視した暴走ぶりを咎められ、島流しの憂き目に合う。中田は売春や大麻栽培が蔓延る天照島に駐在員として赴任させられたのだ。

    一方の谷垣は停職処分となるが、天照島に中田が送り込まれた真の理由を知り、警察組織と政界の腐敗の事実を知ることになる。

    中田が天照島に赴任すると大麻栽培に励

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    2024年06月08日
  • 対極

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    主人公が中田なのか谷垣なのかちょっとわからなかった。
    中田は何がしたいのかよくわからないし、谷垣のエピソードもなんか中途半端で終わるし、ちょっと全体的に整理できてない感じがしました。あとちょいちょいどうでもいいようなエピソードが挟まれるのも気になりました。

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    2024年01月11日