布施琳太郎のレビュー一覧

  • ラブレターの書き方

    Posted by ブクログ

    ラブレターという私的でありながら、送り先である他者に如何に配慮をしつつ想いを伝えられるか、というコミュニケーション論であり、制作論でした。

    中盤まではしっかりとした制作論と、筆者が経験的に得た個人史と体験が主となっており、特に制作論における恋文横丁などの代筆業との関係は非常に面白かったです。現代ではチャットGPTがそれを担っているんでしょうね。これは主体の単数性に関わる問題で、尚且つそれが複数存在できると言う、非単数性の話でもあります。比喩として出てきた外付けのハードディスクも経験論として共感できる部分がありました。

    しかし、本書後半は引用された著者の読解、あるいは再解釈に終始しており(尚

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    2026年01月11日
  • ラブレターの書き方

    Posted by ブクログ

    著者の西洋美のオープニング時のX投稿がすごく良かったので、本を読んでみたいと思い購入。(連帯ではなくそれぞれがバラバラである事に望みを持っているみたいな内容だった)

    「すべてをラブレターとして捉え直してみたらどうなるだろう?」という試みから本書は書かれたようだ。

    内容がとても詰まっていて、色々な思考があり
    私には難しくあまり深く読めなかった所が多かった。
    新海誠の「ほしのこえ」を取り上げているが、自分が「ほしのこえ」すごく苦手で一方的な夢想的妄想が気持ち悪いかんじだったんだけど、ちょっとこの本にも同じような匂いを感じたかも
    「二人という孤独/共同体」を作るために僕一人で考えた事、みたいな内

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    2024年05月12日