山﨑晃司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はじめに記したいのは、この本が2017年8月に出版されたことである。ツキノワグマに対する愛情が伝わる一冊であった。ぜひ、クマ問題に頭を悩ましている公的機関の方に読んで欲しい!
はじめに
「どうも最近、ツキノワグマと人間との関係が望まない方向に進んでいるようである。」
「研究者たちも、こうした事態を静観していたわけではない。」
以下いろいろ抜粋
「冬眠 クマ類の冬眠は、寒さへの適応というよりは、冬季の飢餓に対する適応力な生理機構と理解した方が説明がつく。」
「ツキノワグマも人間と同様に、楽な生活を甘受する生きものであり、一度覚えた蜜の味は容易に手放さなくなる。」
「かりに強い意志を持つ担当