山﨑晃司のレビュー一覧

  • ツキノワグマ すぐそこにいる野生動物

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    はじめに記したいのは、この本が2017年8月に出版されたことである。ツキノワグマに対する愛情が伝わる一冊であった。ぜひ、クマ問題に頭を悩ましている公的機関の方に読んで欲しい!

    はじめに
    「どうも最近、ツキノワグマと人間との関係が望まない方向に進んでいるようである。」
    「研究者たちも、こうした事態を静観していたわけではない。」

    以下いろいろ抜粋
    「冬眠  クマ類の冬眠は、寒さへの適応というよりは、冬季の飢餓に対する適応力な生理機構と理解した方が説明がつく。」
    「ツキノワグマも人間と同様に、楽な生活を甘受する生きものであり、一度覚えた蜜の味は容易に手放さなくなる。」
    「かりに強い意志を持つ担当

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    2025年12月17日
  • にっぽんのクマ

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    ツキノワグマとヒグマの違いを、ほぼイラストありで比較していたり説明があるので、読みやすくて勉強になります!

    消費カロリーが人以下だったり、木の皮を剥ぐ理由だったり、興味が出さなくても楽しめます!

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    2025年08月02日
  • にっぽんのクマ

    Posted by ブクログ

    クマのすべてが分かる、という謳い文句に、すべてを知りたいかと聞かれればそりゃ知りたいけどもと読んでみました。もちろん流石にすべては分からないでしょうが、平易な文と図で色んな項目が網羅されてて今後の人間との共生についてもしっかり書かれていて、いい本ではありました。

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    2025年07月14日
  • ツキノワグマ すぐそこにいる野生動物

    Posted by ブクログ

    日本におけるツキノワグマについて、体系的にまとめられている。広く多方面の観点から理解を得るには良い。

    冬眠穴を冬季期間中に変えることがある。また、冬眠明けであっても俊敏に動く。
    秋の果実で一年間のエネルギーを蓄え、一年かけて消費してしのぐ動物である可能性がある。
    とにかく秋の行動量が顕著であり、木の実を探して夜行性にもなる時期である。

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    2021年10月01日