日本ではそもそも障がいがある人を手助けする、という行動があまり見られないから、やっぱりアメリカの方が進んでいると感じる。
とてもていねいな筆致でエミーや周りの人たちのことが書いてある。彼女以外の人たちも実は「ふつう」でない面がいろいろあって、でもそれを強調してないのがよかった。
みんなそこそこ良い人たちで、だからこそ「本当は自分でできる」と伝えるのは難しい。でも、ぶつかりながらでも、正直な気持ちをお互いが話しつづければ、アラスカサーモンおばあちゃんみたいなかっこいいバアさんになれるんだと思った。