ヤスダコーシキのレビュー一覧

  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    この本は実に興味深い。雑学というより、西洋画で珍しいテーマの絵を集めて解説を加えたものだ。
    ドラクロワ「愛人を見せるオルレアン公」実にゲスい絵。愛人の下半身を、その夫に見せるというもの。ふざけんなよという感じ。
    ルニヨー「快楽の法要からアルキビアデスを引き離すソクラテス」そんな弟子なんかほっとけよ。
    アンダーソン「笑うかな、笑わないかな」男の子と女の子が実に可愛い。
    フェイア「家庭での出来事」壺を割ったお嬢様が壁をぐりぐり。こういう仕草はどこでも共通か。
    ベレイ「ジョーカー」二人で笑い転げる爺さん婆さんが微笑ましい。
    クラナハ「アリストテレスとフィリス」ハニートラップに引っ掛かるアリストテレス

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    2025年09月14日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    面白かったー!芸術に疎い自分としては初見の絵画も多く有った。解説文がかなり砕けた文体なので、変に美術館の崇高な雰囲気で読むよりも庶民的な感じで接することができるというか。良かったです。

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    2024年03月07日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    Xを思わせるような かなり簡潔な内容
    グダグダ書いていなく 面白いところだけを
    ずばーっと載せてあります
    そのチョイスが小難しくなくていいんですよね
    勿論名画なんだけど
    風俗画に近いものが多く
    今に通じる親近感があると思います
    さらっと読めて楽しい本でした

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    2024年07月09日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    タイトルの通り、これはつい人に話したくなってしまう。
    一つ雑学を知るたびに、近くにいる家族に「ねーねー」と話しかけてしまって、鬱陶しかったに違いない。
    芸術というとなんとなく敷居が高く感じることもあるけど、こちらで紹介されているのはどちらかというと俗っぽいものもあって面白かった。
    昔は絵画もエンタメの一つだったのかなと思う。
    知識を蓄えて実物を観に行ってみよう。

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    2025年09月10日
  • 絶対刺さる!愛と官能の名画

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    神話、聖書、歴史および当時の風俗からの官能の絵画。うーん、名画かなあ、確かに技能はみんな上手い人ばかりだけどね。たくさん知らなかった画家も紹介されてあったのでよかったかな。それにしてもゲス男、ゲス女たくさんいるねえ。

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    2025年09月01日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    基本的には見開きでひと作品。1つ1つが短いうえに、ビジュアルも大きくて読みやすい。

    作品の解説も難しくなく、また独自のフレーズが面白い。堅苦しくない程度に画家やその当時の時代背景についても説明があって良かった。

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    2025年04月14日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    おもしろいけど、これタイトルが
    『名画』じゃないほうがいい気がするなぁ。
    どちらかというとメジャーじゃない絵が
    たくさん紹介されていて
    そこがおもしろポイントだから。

    壺を割った娘がいじけてる
    フェイアン『家庭での出来事』
    かわいい老夫婦の会話が聞こえてきそうな
    ベレイ『ジョーカー』
    鍵穴から覗き見する下世話な使用人(笑)
    コッヘ『女主人に客が来たので』
    ショーウィンドウに顔ベッタリが可愛い
    ロブリション『おもちゃ屋の窓』

    どれも正直はじめて見たのですが
    それぞれの画家の違う絵も見たいなぁと
    感じてしまいました。

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    2024年04月28日
  • つい人に話したくなる名画の雑学

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    有名な絵画をかるーく雑学的に紹介した本。絵画の中に描かれた人物や小物、背景についてや作者自身の説明など、非常に端的に説明してあるのでさらっと読むには最適。ザ・名画!という有名な絵より、作者は有名ですがこの作品見たことないかもーみたいな絵も多くて楽しめました。

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    2024年01月19日