ロバート・M・サポルスキーのレビュー一覧

  • あなたの選択はどのように決まるのか 自由意志と自己責任の科学

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    要点としては、自己自身を原因とするような存在はない、ということだと思う。
    それが本書で繰り返し言及される、全てはカメ、宙に浮いたカメはいない、などの例えが主張していることだと思う。

    本書の主張自体は妥当かなと思ったし、神経科学は知らないことばかりだったので勉強になった。
    ただ、時々書かれる誰かに当てつけたような文章は要らないかなと思った。

    創発とか複雑系などのワードはそれぞれの構成要素を超越した何かを生み出してるような気にさせるが、本書の主張する通り構成要素のもつ制約は何も変わってないと思う。
    というか、環境との相互作用によって創発現象が起きているのであって、周囲の環境や世

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    2026年08月18日
  • 善と悪の生物学(下) 何がヒトを動かしているのか

    Posted by ブクログ

    「若者が無謀である理由」「善と美が結び付けられる理由」「空腹感と優しさの関係」「コピーニューロンの持ち上げられっぷり」などなど、おもしろい話が山盛り。特に「善と美」が脳の同じ個所で処理されている話については心のへぇボタンが鳴りやまなかった。環境と遺伝と行動の相互関係こそが重要で、何か一つの要素だけに原因を求めることはできないというのも大事な話なので覚えておきたい。

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    2025年04月29日
  • 善と悪の生物学(上) 何がヒトを動かしているのか

    Posted by ブクログ

    自分には自分でもコントロール出来ない未知の世界があることを痛感。自分で考えているつもりで
    、ホルモンは、神経は、既に反応するように仕組まれている。他人も然り。この本を読むと読まないで、人への理解の深度、幅、心積りが変わる。

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    2024年01月03日
  • 善と悪の生物学(上) 何がヒトを動かしているのか

    Posted by ブクログ

    扱っているテーマは簡単ではないが、読みやすい。
    単調にならず、世界各国時空を飛び回り、遺伝や行動や名誉まで、幅広い話題が繰り広げられる。
    最初に手を取ったときは、これはどれほど読むのに時間がかかるのだろうかと心配になったら、読み始めるとどんどん進む。恐れることはない!

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    2024年08月24日