悲喜こもごもの連作
手コキ風俗店の連作で、本業が大学生だったりネイルサロン経営だったり、あるいは中にはソープ嬢を兼任(生理中は手コキ風俗店に来る)している嬢なども出てきます。
それぞれの抱えている事情も本当にさまざまに描かれていて、この辺は原作者氏の構成が巧みなのでしょう。
不慮の事故で父親が働けなくなったり、あるいは悪質な客のせいで前職がバレてしまったりとかもありますが、こういうのを見ると、接する男性側の度量の問題も感じます。
最後のセックスワーカーだった女性のエピソードが最も印象に残る作品でした。