北沢陶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
旅行の飛行機で読もうと買ったホラーアンソロジー。
飛行機では結局1話目しか読まなかったけど、それ以降少しずつ読み進めた。
いろんなタイプの話が入ってて楽しかった。お得感。
特に印象的だったのは北沢陶さんの「お家さん」と恩田陸さんの「車窓」
お家さんは、大正時代に大阪の商家へ丁稚奉公する少年のお話。
時代や言葉が相まってすごく雰囲気があったし、ラストも恐ろしくて好き…
こういう作品もっと読んでみたい!
車窓は、新幹線から見える看板のお話。
少ないページなのにすごく引き込まれた。
ラストはいろんな解釈ができそう。
いろんな作家さんのお話読みたい欲でアンソロジー何冊か買っちゃったけど、読むペ -
Posted by ブクログ
ネタバレ一日で読んでしまった!
大正時代という馴染みのない時代設定、慣れない地名や儀式(樒の口寄せ)で、物語の世界に入っていけるか不安があったが、まもなくピントがあった。
妻の霊の特殊性の背景には何があるのか。夫の古瀬壮一郎と遠国の遣い・エリマキが紐解いていくミステリー。
陰陽の輪郭をぼんやりとしか出す和室(障子、襖)や、本のページの上部に余白がある構成。また私にとって馴染みのない関西弁(船場言葉と言うべきかもしれないけれど、馴染みのない関西弁で括らせてもらう)や、音(声)が、怖さをもって責めてくる。
心理描写や情景描写がしっかりしているおかげで、本当に楽しかった。
葬式のときに「願ほどき」 -
Posted by ブクログ
辻村深月 "滴るようなホラーの色気がある傑作"
道尾秀介 "文句なしに推すことができた"
お亡くなりになりました妻はんの気配が家の中にいたしますさかい、巫女はんに相談に参られました壮一郎はんが言われました言葉がこちら
「何が来ても知りまへんさかいな」(コワッ)
巫女はんの異形のお連れはんも首をかしげはるほどの怪異の正体とはいったい?!
大阪弁の中でも特に上品で格式のある船場言葉で進みます物語は、怖ろしゅうも幽玄で美しゅうおす
ところで、この本は横溝正史ミステリ&ホラー大賞を受賞作でおますが、本の最後には落選作についても著名な作家はんの選評がまるまる -
Posted by ブクログ
デビュー作の「をんごく」がおもしろかったので2作目(のはず?)も読んでみた
「をんごく」のときも思ったんだけど作品のなかに満ちる幻想的というか耽美というか、そういう雰囲気がかなり好みである…。時代や舞台設定も好き
女性記者が怪しげな製薬会社の社長宅に潜り込むという展開がわくわくする。これは主人公が途中で変わるのか、そもそも定めていないということなのかな
いわゆる調査ものっぽい内容が私はとても好きなのでぐいぐい読みすすめて、そこから徐々に明らかになる社長宅の秘密やそれに向かっていく展開が楽しく読めた
なんかホラーというよりもミステリっぽい楽しみ方をした。ミステリが好きなのでOKです
途中から女性