神垣しおりのレビュー一覧

逃げられる人になりなさい

神垣しおり

逃げられる人になりなさい。と言うタイトルは前学長の著書、置かれた場所で咲きなさい。とは正反対のようなタイトルなの？と感じましたが、実は読んでみるとどちらもおなじような事を言っている本だと思うようなりました。

1. あなたがたを襲った試練で人間として耐えられないようなものはなかったはずです。
→どんな事も乗り越えてきた過去があるから今があるのであり、満足できない過去があったかもしれませんが、乗り越えて進んできた素晴らしさを認めようと、前向きな気持ちになれます。

2. あなたがたを耐えられないような試練に合わせることはなさらず、試練と共にそれに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます。
→置かれた場所で咲こうとする努力は素晴らしいですが、置かれた場所にも逃れる道があります。試練と向き合う時には、まっすぐ進むだけで無く、違う道を選んだとしても、その先の思わぬ方向に道が開けると言う意味での逃れる道があるのだと思います。

3. 求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば見つかる。門を叩きなさい。そうすれば開かれる。
→無理かもしれないと思うような事も踏み込んでみれば、与えられるし、見つかるし、扉が開かれます。見つかったものは自分が探していたものとは違うものかもしれませんが、次の希望につながる道も用意されていると思います。絶対にと思うと苦しくなってしまいますが、いつかはと思って目の前のことに全力に取り組んでいると、いつかはその機会が与えられて、その場所で咲き誇ることが出来るのではないでしょうか。

逃げられる人になりなさい

神垣しおり

まさに心が清くなる1冊だった。
地元では誰もが知っている憧れの学校はやはり教育理念も校長先生の考え方も素敵だと思った。
「逃げたらダメ」「逃げる自分は弱い」の考えでいっぱいの時、「逃げられる人になりなさい」と言ってもらえるのはどれほどありがたいことだろう、とも感じた。品のある、柔軟な女性になりたい。

逃げられる人になりなさい

神垣しおり

聖書を引用して透き通ったやさしい言葉で包み込んでくれるから、頑張り過ぎてしまって潰れかけた人の心にも反感なく届きやすい内容だった。これからどんな自分になりたいか模索している人にも助言となりそうな言葉が数々添えられていた。

逃げられる人になりなさい

神垣しおり

僕はとある作品のオタクなんですが、僕がその作品から受け取ったものと、この本に書かれている内容はかなりの部分が共通していました。やはり人生に役立つ教訓やメッセージは普遍的なんだなあと思いました。
聖書に興味が湧いたので、今度近くの教会に足を運んでみようと思います。

逃げられる人になりなさい

神垣しおり

逃げるというよりは、肩の力を抜きなさいというメッセージを受け取った。信心深さから来る確信も感じる。タイトルを心に留めることが1番大事だと、一読して感じた