相可文代のレビュー一覧

  • ヒロポンと特攻

    Posted by ブクログ

    タイトルのヒロポンそして特攻についてだと思って手にしたが、内容は第二次世界大戦の日本軍であった。
    それでもヒロポンについて、特攻を任ぜられた兵隊の徴収などリアルに記されていた。
    特攻といえば神風は広く知られているが、回天という人間魚雷の特攻もありその部分も記されている。
    日清日露から第二次世界大戦の世界感もあり人物像が浮かんでくるものだった。

    0
    2024年06月20日
  • ヒロポンと特攻

    Posted by ブクログ

    本書においてヒロポンと特攻の関連性は正直曖昧であり、検証も弱い。ただし総じての内容は反戦への喚起であり、親が戦地に赴いた世代にとって色々考えさせられる。

    0
    2024年12月02日
  • ヒロポンと特攻

    Posted by ブクログ

    ヒロポンの要素はかなり少なかったが、特攻とそれに翻弄された人たち、戦争に踏み切ってしまった日本の愚かさなどが書かれている。戦争には絶対に関わってはいけないと強く思えた。これを機にまた祖母(今96才)から戦争の話を聞いた。

    0
    2024年08月27日
  • ヒロポンと特攻

    Posted by ブクログ

    特攻とは所謂、神風特攻隊の事だが、そこには回天のような人間魚雷も含む。これらの実行前にヒロポンを入れたチョコレートを食べたり、そのチョコレートを作っていたという人の証言が載せられる。ヒロポンは覚醒剤だが、戦後それを禁止されるまでは日常に用いていたのだから、死を前にした軍隊が活用しても不思議はない。日本に限らず、こうした覚醒剤が戦争に使われていたのだが、こうした時代背景や戦争の悲惨さを紹介する本だ。

    しかし、少し偏っている気がする。恐らく、総論として戦争を裁いてしまい、その中に含まれる侵略と防衛が複雑に存在する事情を全て悪しきものとしているからだ。

    ー 天皇陛下の命令でなけりゃ、二階級特進す

    0
    2024年08月24日
  • ヒロポンと特攻

    Posted by ブクログ

    3分の2は特攻に関する話で、ヒロポン要素(?)は少ない。特攻に興味のある人には、特攻関係の本への紹介もあり良書であると思う。

    0
    2024年06月03日