テイラー・ジェンキンス・リードのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレエヴリン・ヒューゴの本当の愛とは__
最初は長いな〜と思ってたけどやっぱり後半になるにつれてどんどん読める!その先は??って見たくなっちゃうハリーの最期の辺りからは特に。
作中に出てくるビリー・ホリデイの曲を聴きながら読むと本当にその世界にいるような、または映画を見てるような気分になる、紅の豚っぽいなとも思った雰囲気が
読んでて家族愛も大きなひとつのテーマだなと感じた。いろんな愛のカタチがあるんだなって
海外の本に馴染みがないから作中の海外の言い回しが理解し難い部分があったから理解できるようになったらいいな〜歳とってから読むとまた変わりそう
映画決定してるらしいからみたいな.... -
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Posted by ブクログ
ネタバレ星4.5くらい。
面白かった。
最初はスルーしていたけど、LGBTQ関連の作品と聞いて興味を持ち、読んでみた。面白かった。
700頁越えに、ちょっと億劫さを覚えていたけど、自伝を作るということで、語り口調が読みやすくて、夢中になって読んだ。面白かった。
なぜ、モニークに依頼したのかは、まあなんかあるだろうな、両親のどちらかが関係者だろうなと思ったけど、ハリーの恋人だったとはな。なるほどな。
エヴリンの生い立ちについて、ハリウッドで成功するまでのところは、特にマリリン・モンローっぽいなと感じた。男からの視線から自分の武器が何であるか理解し、のしあがっていくところは、悲しいけれど面白い。
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Posted by ブクログ
ネタバレ往年の大女優エヴリンが自身の人生を告白する中で、7回の結婚と愛が軸になるが、冒頭でとてもわくわくした。エヴリンは見目が優れているが、それ以上に人々を魅了する凛とした強さを持って、愛とともに生きていく姿は読んでいて快かった。
しかし、「七人の夫」を持ちながらレズビアンであるシーリアを心から愛し、自身もバイセクシュアルというのがどうしても受け付けなかった。世間体を気にするのは理解できるが、シーリアを愛しておきながら次々と結婚し、子どもを持つ姿に、結局は普通の幸せを掴みたいように掴むのだという嫌悪感が湧いた。
分厚いがすらすら読めて、表紙やタイトル、題材にとても惹かれる作品だった。 -
Posted by ブクログ
雑誌の記者モニークはなぜか突然
79歳の大女優から指名され、独占取材をすることに。
それはただの取材ではなく、彼女の7回に及ぶ結婚を含む、波乱に満ちた伝記を書いて欲しいという依頼だった。
なぜ女優のエヴリンは若い記者であるモニークを選んだのか?
そして7人の夫とはどんな人物で、
なぜそんなに結婚と離婚を繰り返したのか??
という謎が気になる、ミステリーな要素もありの、
しっかりと分厚い海外小説。
謎は最後まで明かされず、ヤキモキ。
かなりのボリュームだけど中弛みも感じず読めた。
7回ってちょっと多いんでない?と
最初は感じたものの、そこにはいろいろ複雑な理由もあり。
そして真実は、実際に -